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#2 晩ごはんをパンにした日の話

こんにちは。相楽美雨です。
職業や役職などの肩書きを取り払った「生活者としての私」の目線で、思いや気づきを綴っていきたいと思い、このnoteを始めました。

しかし、自分から仕事を取り除くと何が書けるのか…色々と書き出してみるものの、なかなかまとまらず数日が経ちました。

そんな中、友人と少し足を伸ばして京都の宇治に遊びに行ってきました。宇治は現在放送中の大河ドラマ「光る君へ」の主人公である紫式部の縁の地であり、インバウンドの方のみならず日本人の観光の方も多くいらっしゃいました。

残念ながら私たちは「光る君へ」を見ておらず、源氏物語もそんなに詳しくなく…(知識があればもっと宇治を楽しむことができるのでしょう…)

平等院鳳凰堂の門前の抹茶スイーツやお茶屋さんの立ち並ぶ通りや、宇治川のほとりを散歩しましたが、私たちは観光そっちのけで四方山話に花を咲かせておりました。

実は、宇治に行った本当の目的はとあるパン屋さんでした。学生時代にもその友人と行ったことのあるパン屋さんで、なんとしてももう一度行きたいと思っていたのでした。

食べログ百名店にも選ばれている「たま木亭」さんです。デニッシュなどの甘い菓子パンも美味しいのですが、私はおかずパンが好きで、特にたまき亭さんのおかずパンはベーコンやじゃがいもがゴロゴロと入っていてとても食べ応えがあり美味しいのです♪

かなり並ぶかと思いましたが、少し待つだけでスムーズに入店することができました。数々の魅力的なパンたちがカウンターに立ち並び、まるでパンのテーマパークのようでした。

選びきれず多量のパンを購入し帰宅。「晩ごはんにパンはちょっとおかしくない?」と思いつつ、早く食べたい気持ちを我慢できず、その日は晩ごはんはパンにしちゃいいました。

おかずパンをオーブンで温め直し、食卓に並べるとなんと華やかなことでしょう。晩ごはんはサラダとパン。朝やお昼なら自然な光景でも、夜だと少し不思議に感じます。そして、なぜかタブーを犯しているようなスリルまで感じるのです。

肝心のパンは言わずもがなの美味しさ。たまき亭さんのパンは、主食でもあり主菜でもある。食べ応えもバッチリの満足感ある晩ごはんとなりました。

「晩ごはんをパンにする」という勝手にタブーと思っていたことをしてみると、なんともない日もちょっと楽しくなると気付いたお話でした。

(晩ごはんでは食べきれず、翌朝も美味しいパンをいただきました♪)

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