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フランスの義務教育は3歳から!? その1

自己紹介の中で少し書きましたが、4歳の息子ブブは「幼児学校」に通っており、現在年中クラスに在籍しています。フランスの新学年は9月から始まりますので、年中さんの生活が始まったばかりです。

学校の名前は、著名人に由来することがほとんどです。

↑写真はブブの学校の外観

そう、フランスの義務教育は3歳から始まります。2019年から6歳から3歳に引き下げになりました。

これは私見ですが、フランスは正真正銘の多文化国家。おうちではフランス語が話されないという家庭はたくさんあり、珍しいことではありません。我が家も夫がいないと、家での公用語は日本語ですしね。

フランスは血統主義と出征主義を採用しています。フランス人以外の親のもとフランスで生まれた子どもも「フランス人」となります。

肌の色や国籍や家庭の文化的背景にとらわれず、「フランス人」としてフランスの社会で生きていくために必要な知識や言語や身体の発達、そして集団生活のルールを身につけることは大切なこと。だからこそ早い段階で、どの子どもにも等しい教育を…という義務教育の年齢を下げたマクロン大統領の想いには賛同できるなぁと思っています。

また私たちが暮らしているような田舎では、学級の定員割れは珍しいことではありません。その状態が続くと学校閉鎖や統合などされてしまいます。それを防ぐために、おむつを卒業した子どもたちは3歳になる前から幼児学校への入学が許されています。実際にブブも2歳3ヶ月から学校に通っています。(2020年8月生まれなので本当は3歳1ヶ月から)


朝は8時30までに登校
下校は16:30(月曜日と火曜日)
16:00(木曜日と金曜日)
送迎は親が行います
水曜日は幼児学校と小学校においてはお休み
もちろん週末もお休み
給食あり
お昼寝の時間は2時間ほど(年少)
下校前にはおやつの時間あり


実際に幼児学校でなにをしているのか!?
についてはその2で書きたいと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。


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