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断捨離すると良いかも、の話。

今週は、不思議と仕事でモヤモヤしていることが整理されて、アイデアを得ることが多い1週間だった。
こういうの読みたかった!と思うような文献に出会ったし、考えが深まってやるべきことが整理された。

普段と違うことをしていたわけではなく、基本的には同じように出勤して働いて…
という日々を過ごしていた。
ではどうして得るものが多かったのだろうか。

よくよく振り返ってみると、前の休日に断捨離をしたことを思い出した。
着ない服を10着ほど手放したし、母からもらった生活雑貨の類や、使わない鞄も手放した。
紙袋3つ分にすぎないけれど、それでも収納にはスペースが空いた。

手放した直後はあまり何も感じなかったけれど、そのあとの時間の使い方が変わった気がした。
例えば仕事から帰った時、なんだか溜め込んだモヤモヤやその日一日あったことを手放して、気分を切り替えて自分のやりたいことに没頭できた。

寝る前には完全にスッキリご機嫌な気分で寝られるのである。

私は元来、感情を溜め込みがちで同じことをぐるぐる考え続けてしまうタチだ。
だからこそ、断捨離で要らないものをバシっと決めて捨てることが、「溜め込まない」という新しい脳の回路を開いてくれたんだと思う。

note投稿もそうだ。
これまでは、ネタを切らしたらどうしようと思って、いいネタが浮かんだ時には、下書きに溜め込んでいた。
でもそれらを手放してみると、意外にも書きたいことがどんどん浮かんできた。
忘れないように覚えておくことや、ネタをストックしておくのが良いと思っていたけれど、自分の中の無意識の豊かさやその時々の想像力を信じてみるというのも案外悪くないのかもしれないと思えた。

最近ハマっている藤井風さんの曲をいろいろ聴いていると、「しがみつかないで手放そう」というメッセージが複数の曲に登場する。
空っぽな自分でいるのは怖いけれど、何にもない、執着しないということが実は最も豊かなのかもしれない。

これからも、もやもやした気持ちや要らないものはどんどん手放していこうと決意した金曜日の夜でした。

《おわり》


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