いつでも仕事辞めていい

私は新卒で入った不動産会社を1年半で辞めた。

大きな理由はひとつ。
この短調な生活が定年まで続くのかと絶望したからだ。

人間関係は大概の人とは良好な関係を築けていたし
(皆がそうであるように、それなりにいざこざはあったが)、仕事内容も個人の裁量に任せてくれるフレキシブルな会社だった。
ごく普通に良い会社だったのだと思う。

それでもわたしは、たまらなく退屈だった。

辞めることを上司に告げた時は、
自分の不甲斐なさに泣いてしまった。
新卒で入った仕事をこんなにも早く辞めてしまう
自分の忍耐力のなさに。
こんな大したことない理由で辞めて
他に入ってもまた続かないのではないかという
先行きの不透明さに。


それでも運良く転職することができた。
友人が転職エージェント会社に転職し、
その会社が良いタイミングで私の地元に
オフィスを構えるという、
なんとも縁の感じるタイミングだった。

「〇〇(友人)の友達なら、より頑張らんとね〜」と言ってくれた友達の同僚は、わたしの適性を鑑みて、
ある会社を紹介してくれた。
それが今も私が働く会社になる。

彼はかなーり真剣に探してくれたと思う。
これを機に私は半分転職エージェントの回し者のような感じになった(笑)

そして今働いてる会社は。
働くのが毎日楽しくて仕方ない!
なんてことは感じない(笑)
毎日朝は気合を入れて出勤している。

しかし、今はもう少しここにいても良いかなとも思う。

私がこう考えられるようになった理由は3つ。

・会社に貢献できているという実感がある
・会社の人とソリが合う
・いつでも辞めていいやと思ってる

・会社に貢献できているという実感がある
前の会社では「私なんかいてもいなくても」といつも思っていた。
今は頼ってもらえることも多く、ここにいたら私は誰かのためになっているという充足感がある。
自分の価値を肯定できるのは本当に大きいことだなと実感した。

・会社の人とソリが合う
正直運でしかない。と思ってる。
異論は大いに認めます。
必勝法(?)があれば教えてほしい、、、

・いつでも辞めていいやと思っている
これが一番大きいと思う。
辞めても数ヶ月くらいは生きていける貯金ならある。
そして悲観的な意味ではなく、私がいなくなっても、私の仕事は誰かが代わりをできるということは分かっている。
今の時代転職してる人なんて普通にいる。
私の友達の9割は転職している(笑)

働くことに絶望したら、辞めていい。
というか、辞めなくてはいけないと思う。

よっぽどの人じゃなければ、
働かなければ生きていけないのだから、
その時間を毎日の絶望のために使うことない。

少しでも、「ここにいてもいいかも」
と思える環境に出会うまで、
変えてみてもいいんだな、という
私の仕事観?でした。




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