私にとってのマインドフルネス
皆さん、こんにちは。臨床心理士・ヨガ講師の南舞です。
前回初めて記事を投稿したのですが、思っていたよりもずっと多くの方に読んで頂いたようでうれしいです。ありがとうございます。
さて、今日のテーマは【マインドフルネス】について。世の中にだいぶ浸透してきたマインドフルネスですが、よく分からないという方もいますよね。今回は詳しく取り上げないので、参考になりそうなリンクを貼っておきますので、興味があれば読んでみてください。(LITALICOさんが書いている記事は読みやすくてなかなか好きです)
【マインドフルネス】とは、『今、この瞬間を大切にして生きる』ことですが、世の中的にはどうもマインドフルネス=瞑想というイメージが強いみたいですが、実はそれだけではないのです。もちろん、マインドフルネス瞑想も良いと思うのですが、実践するには抵抗があるという方もいると思うので、私が普段やっているマインドフルネスな過ごし方をご紹介したいと思います。
1.ヨガ
わたくし、一応ヨガの先生ですので指導だけでなく、自分自身のために毎日ヨガの練習を欠かさずやっているんです。毎日といっても10分くらいでできる短時間の練習かつ、ルールは『呼吸に体の動きを合わせる』『呼吸の限界を超えるところまでポーズを無理しない』というシンプルなもの。ヨガの流派は色々ありますが、私が好きなヨガは、難解なポーズの完成を目指すものではなく、ヨガ本来の『呼吸を大切にする』ことで、身体や心の感覚を理解していこうとするものです。一つの呼吸に一つの動作を合わせて動くだけで【今この瞬間自分の身体や心の中に起きている出来事】に集中できる感覚がありますし、【ヨガ・アーサナ・メディテーション】この組み合わせを行うことで心も身体も整うのを体感することができるので、ヨガの練習の時間は私にとって欠かせないものになっています。
2.料理
瞑想だけがマインドフルネスではありません。『歩く』とか『食べる』ことでマインドフルネスを体験するという方法もあるのです。私の場合は、料理を作っている時間がまさに『マインドフルネスだなぁ』と感じます。料理を作っている時は今【作っている】ということに意識が向いているので、その日嫌なことがあったとしても、そういった気持ちから一時的に離れることができます。そして、自分で自分のために作った食べたいものを【味わっている】時も、周囲の評価や感情に振り回されずに、自分のために過ごせる時間なんです。
↑こちらは米粉で作ったパスタ
↑ベトナム料理のフォーも作りました
↑そしてこちらはタコライス
好きなものを美味しく食べるための時間はたまらない。わたしの場合はヨガや瞑想、料理がマインドフルネスな時間になるけれど、人によってマインドフルになれる時間は違うと思います。今年の大型連休は自宅で過ごす方が多いと思うので、ぜひ自分に合うマインドフルネスの方法を見つけてみてはどうでしょうか。
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