過去にとらわれないための心理学勉強❺
先日、長らく闘病していた祖母が永眠しました。結果としては老衰で転院は免れ、祖母が希望していた病院にて逝去いたしました。
私の今後の課題は、
・過干渉による連鎖を絶ちきること。受け止め方を学ぶこと。
・世話焼き、姉御肌がすぐにむき出しになり、自己犠牲を繰り返すことを手放すこと。
以上の2点のため心の発達過程について勉強していきます。
【エリクソンの漸成的発達理論】
アメリカの発達心理学者エリクソンが進めた、発達心理学とは加齢に伴う成長・変化を研究する学問。人は生涯に8つの発達段階があります。
前回の記事では乳児期、幼児初期の2つを扱いました。(https://note.com/maimai_hello/n/n3fba86228353)
残りは幼児後期、学童期、青年期、成人期、中年期、老年期
この記事では幼児後期以降を取り扱います。
下の表は、健全な心の成長のために各時期に解決すべき課題(心理的課題の列)とそれが失敗したときに起こること(危機の列)がきれいにまとめられた表です。webサイト、看護roo!より引用しました。
➂幼児後期(自発性の意識VS罪悪感の意識):
言語的、身体的にも発達する。幼児初期の自律性から「自分でやってみたい」という積極性が生まれてくる時期。
ごっこ遊びや大人からの注意やルールを教えられることで、社会性を学ぶ。親からの叱責を恐れると罪悪感を引き起こす。成功体験が勝ると、目的を持ち、人生の希望や夢の土台となる。
④学童期(勤勉性VS劣等性):
小学校の時期で活動の範囲が広がる。同年代の子に関心をもち、関係性を持とうとする中で、自分の得手不得手を感じ取る。成績など外部評価も数値化され始める。
幼児後期で得た積極性を活かし、目的を達成しようとする。その原動力を「勤勉性」という。勤勉性を養わないと、主体的に物事に取り組む力が弱いままとなる。
また、努力に結果が伴わず悔しい体験もするが、周りの励ましにより「自己効力感(有能感)」を体験する。努力をけなされなかったり認められなかった場合、「劣等感」が強くなる。
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【自分のふり返り】
幼児後期は幼稚園の仲間と戦隊ごっこ遊びをする子で、リーダー格だったことが多い。母と宇宙飛行士ごっこのパイロット担当したのを覚えている。しかし、あがり症で学習発表会や運動会が苦手だった。木の実でブレスレット作ることや、新聞紙で剣を作るのが日課だった。手先を使った作業が好きだった。少食でゆっくり食べるため、ハーモニカの練習が全然できず、発表会では1人だけ音を外していた記憶がある。
学童期は廊下や運動場を走り回る元気な子だった。低学年の頃は身軽で足が速かったが、高学年で体格を周りに追い抜かれ、体育の成績が下がり苦痛だった記憶がある。今振り返ると若干栄養失調気味だったようだ。まわりからメガネザルやら恐竜女といじられていた。折り紙建築や絵の時間など1人で黙々とする作業時間がとてもすきだった。アイドルやお笑い、恋バナなど雑談が苦手。
***参考文献***
・人から人に伝えわるパートナリティ心理学 自己探求のワークブック ウィラード B. フリック
・https://www.m-mental-clinic.com/lifecycle.html