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家族などの人間関係

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近しいからこそ理解や行動ができなかったり、傷つけてしまったり。 自分の心の成長とカウンセリングのための勉強。
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過去にとらわれないための心理学勉強❼

 前回の記事では、エリクソンの禅性的発達理論の青年期、成人期の心の発達についてまとめました。 (https://note.com/maimai_hello/n/ncd59b709ec38) 今回は壮年期と老年期を見ていきます。 ⑦壮年期/中年期(世代性(生殖性)VS自己停滞)  成人期までは社会的、家庭内ともに役割は自分の世代が中心でしたが、働き盛りを過ぎて帰属性などが確立され、変化が少ない時期にさしかかります。自分中心であったライフスタイルが後輩や次世代への移る時期です

過去にとらわれないための心理学❻

 前回の記事では、エリクソンの禅性的発達理論の幼児後期、学童期の心の発達についてまとめました。 (https://note.com/maimai_hello/n/nf2007d0f45c7) 今回は青年期と成人期を見ていきます。 ⑤青年期/思春期(自我同一性VS役割の混乱):  自我同一性とは「アイデンティティ」という意味。中学生から大学生の頃で、非常に多感。小学生よりも規模が大きく多様なコミュニティに属するため、哲学的な疑問や葛藤が湧きやすい時期。 集団の中で理想の人を

過去にとらわれないための心理学勉強❺

 先日、長らく闘病していた祖母が永眠しました。結果としては老衰で転院は免れ、祖母が希望していた病院にて逝去いたしました。 私の今後の課題は、 ・過干渉による連鎖を絶ちきること。受け止め方を学ぶこと。 ・世話焼き、姉御肌がすぐにむき出しになり、自己犠牲を繰り返すことを手放すこと。 以上の2点のため心の発達過程について勉強していきます。 【エリクソンの漸成的発達理論】  アメリカの発達心理学者エリクソンが進めた、発達心理学とは加齢に伴う成長・変化を研究する学問。人は生涯に8つ

過去にとらわれないための心理学勉強❹

 前回の記事で、(ほぼ危篤状態の)祖母に会っても初日涙が一粒も出なかったことについて気持ちをふり返って、反動形成(否認)、抑圧、合理化といった心の防衛反応が起きたのだろうという考えに至りました。 次の課題は、 ・祖母の過干渉による母親たちへの弊害 ・世話焼き、姉御肌がすぐにむき出しになり、自己犠牲を繰り返す。 について深掘りしていくため、心の発達過程について勉強します。 【エリクソンの漸成的発達理論】  エリクソンさんアメリカの発達心理学者。発達心理学とは加齢に伴う成長・