焦りは禁物。身体はすぐには戻らない。
こんにちは。乳がん闘病中のまいです。
今日で、術後ぴったり2ヶ月なん。
私は5月14日、右胸全摘出の手術をリンパ節郭清なしで無事に終え、現在はホルモン療法中。毎日1日1錠の薬をこれから10年、飲み続けます。
術後の回復って人それぞれで。
私は、おそらく、時間かかってる方。
梅雨だからってのもあるかもしれんけど、未だに傷口は痛い。
術後、入院中、患部に体液が溜まらんように排出するドレーンって管が付いてたんやけど、そのドレーン痕も触るとまだ痛いん。
痛くても歩いたり活動できるくらいの痛みやけど、たぶん、一日の1/3くらいは、
あ、痛いなぁ
と思いながら生活しとる。
痛いからと言って何もできないわけでもなく、まぁ我慢できる痛みやけど、ってことね。
最近ね、乳がん体験者の手記とかブログとか再建について探してて、いろんな情報集めてるんやけど、
その中で術後の治りのことをお医者さんが書いてた一節で、
「術後3~6ヶ月で術前と同じ状態を目指す」
って書いてあって、
なるほどぁ~、やっぱりそのくらいかかるかぁ~~~としみじみ思いました。
個人差もあるしね。
何その3ヶ月の差。
まだまだ本調子には程遠いけど、焦るわけですよ。
ちょっと前まで何の問題もなく健康やったんやもん。
4ヶ月前まで、風もひかずに健康そのもの、献血100回を目指して3月は2回も献血に行ったのに。献血行っても、いつも血液の濃さも十分で、たくさん貢献できとったんやけどな。
いつになったら、痛くなくなって、体力戻って、身体も動くようになるんか。
先が読めない不安。
いつかは良くなるって分かっとっても。
そんな今日この頃。
言われたんです、がんサバイバーのお医者さんに。
ご本人も40歳で大腸がんを患い、完治して今は元気に超絶過密スケジュールでバリバリ働いとる。
今回、私が病院の選択をどないしょ~かなぁと悩んでた時、その先生の過去の体験談を聞いて地元の病院で治療することを決めました。
昨日、言われたんですね。
「早く前の自分に戻りたくて、大丈夫と思っていろいろやっちゃうでしょ。心配もかけたし、申し訳ないなぁと思って、あれもこれもできることいろいろしてあげたくなる」
はい。その通りで
「それやってると、そのうちどっとくるから」
うっ………先生も覚えありですか?
「言葉の重みが違うでしょ」
おっしゃる通りで。
経験者の言葉は、重いね~(^_^;)))
焦んなくて、いいって。
すごく、焦る。
毎日、何に向かうでもなく時間が過ぎていくことが。
どこへ向かってるか分からん不安が。
素直に明日を信じられん自分がいることが。
この日々の積み重ねがいつか結実する時も来るんか、、、と。
日々、少しずつ、自分のからだとこころの変化に耳を澄ませて。
春がいつの間にか終わり、もうすぐ夏が来るように、季節は等しく巡るから。
季節の変化とともに、私のからだも少しずつ戻っていくはず。