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徹底的な現状把握でピンポイントにターゲットに刺さるPRを。
自信がある商品やサービスも
お客さんの目に留まらなきゃ使ってもらえない。
どうやって宣伝・PRするのがいいんだろう?
競合と差別化できる❝強み❞を見つける方法を学んでいきましょう。
伝えるポイントは2つに絞るべし!
どんなに良い商品でも
これもこれも!といい部分を延々と語られるとうんざりしませんか?
情報量が多すぎると理解が追いつかず、結局覚えられなくなってしまうため、ポイントを絞ったアピールが必要です。
さらに、購入などの「意思決定」に重要なポイントとなる要素は2つまでと言われています。
理解した商品の良さのうち、購入の後押しとなる2つのポイントは何か。
そんな時によく用いられるのが、2軸に切り分ける【ポジショニングマップ】。
基準を決めて競合と比較することで、
アピールポイントとなりやすい競合優位性を明確にします。
競合差別化に役立つポジショニングマップの作成法
ポジショニングマップを作成する手順は
①自社製品の特徴を列挙する
②顧客ニーズに訴求するポイント&表現を選ぶ
③競合との差がわかりやすいポイントを選ぶ
ここからは、留意するポイントと併せて
実際にポジショニングマップを作成してきましょう!
特徴列挙の前にターゲットを見極めよう
ここでは、例としてビジネスホテルをあげていきます。
●まずターゲットを把握できていない状態で
ビジネスホテルの特徴を挙げていきましょう。
・シングルの部屋が多い
・料金が安い
・デスクがある
・アイロン台がある
・朝ごはんあり
・アメニティあり
・
目に見える特徴しか挙げれず、
それが良いのか悪いのかの判断は付きづらい状態です。
●一方、ビジネスホテルのメインターゲットである
ビジネスマンの特徴を把握した上で分析するとどうでしょうか。
→ホテルを利用するときはどんな状況か?
:取引先への訪問出張
イベント等の遠征
研修・・・ 等
スーツ着用・PC持参・
チェックインの時間がよめない
動き回るため荷物がすくない
公共交通機関の利用が多い・・・
→ホテルの中での過ごし方は?
一人部屋・
資料作成や会議の準備・
チェックイン後はあまり外出しない
朝早く出発する・・・
まず第一にターゲットを理解することで
目に見えるもの・備えているものを捉えるのではなく、
備わっていないものまで正確に把握することができるのです。
本来の目的を意識した「競合」を把握しよう
上述のターゲット把握がきちんとできている場合には
ビジネスホテルと超高級リゾートホテルは「競合」とは言えないことが分かると思います。
一概に「ホテル」が競合になるわけではない。ということですね。
ビジネスホテルのメインターゲットが
・自由な時間に
・安く
・シャワーと寝床が確保できればよい
という使い方をしているのであれば、
カプセルホテルや民宿だったり、
最近よくみかけるネットカフェ・漫画喫茶なども競合となりうるのです。
(競合はビジネスホテルだと謳っているところも実際に見かけます。)
また、人材業界を例にあげると、
他の会社は全部競合だ!とするのではなく、
転職・バイト・派遣で脅威となりうる会社が異なるように
事業によって競合が変わってきます。
自社製品の開発当初の狙いや、現在の目的などは
自分で考えるよりもまず、過去の資料や開発者に聞きましょう。
その上で、正しいターゲット把握・競合把握をしてアピールポイントを磨き、「刺さるPR法」を見つけましょう!
(筆:まいまい)