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しなやかな姿勢と幸福論~保育園落ちたときに読む話~

私たちはそれぞれに少し先の未来(それが明日なのか数ヶ月先なのか数年先かはおいといて)にありたい自分の姿を想像し、逆算しながらいまの行動を選択します。
そこには、大切にしている価値観がありそれが満たされた時に私たちは「充足」や「安心」を得ることができます。

職場復帰のために保育園の入園申し込みをする人も、
我が子が目指す中学に合格するために家庭環境を整えてきた人も、
仕事でステップアップを目指し努力する人も、
家事育児に自分並みのクオリティとセオリーをパートナーに求める人も、
みんなみんな、少し先を見ています。

ただ、競争があったり、なにか違和感があり頑張りきれなかったり、意思決定を他人に委ねねばならないものの場合、思うような結果が得られないことも当然に起こります。
予定調和が一番ストレスフリーだけど、世の中そう甘くはないってこと。

残念な状況を恨んでも結果は変わらないし、不幸の女王様気取りも迷惑な話。SNSに愚痴を溢しても、それが少し先の社会を変えることはあってもいまの自分の状況を好転させるわけでもない。

そんなときに持っておくといいのは、

今の受け入れ難い現実は、自分の潜在意識がそうさせたものかもしれない

というスタンス
ちょっとスピリチュアルに聞こえるかもしれませんが、言いたいのは「同じ現実を違う角度から捉えてみる」という視点です。

自分がこれまで一つの価値観を信じて物事を進めてきたけどうまくいかなかったなら、それまでの自分の価値観をべつの要素にシフトしてみる。
一つの物事を多面的に捉えれるようになると、選択肢が変わっていくことも多いにあり得ます。
挫折や失敗は最高の気付きを与えてくれる尊い経験。

過去にしてきた選択がいまの自分をつくるように、これからの一つ一つの選択が自分のこれからの人生をつくります。

しなやかな心の持ちようが、人生をますます深みのある味わい深いものにしてくれるのだと思うのです。

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