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「食の危険」否定派について思うこと。

"その情報、根拠はどこにあるんですか?”

"そうは言っても、日本の平均寿命は世界一ですよ?”

これは、とある食の危険について情報発信をしている方のSNS投稿に対するコメントに書かれていた内容です。

私たちも整体師として、現在起きている添加物や農薬等の食に関する問題や環境問題について学び、実生活でも極力添加物フリーや農薬フリーなどを実践しているところです。

そのため、そういった情報発信されている方の投稿をよく参考にさせていただいています。

その中で見つけた”アンチ”なコメント。

初めは、とても重要な情報なのに、否定的な意見があることにとても驚きました。

だけど、よく想像してみると否定的な意見が出たっておかしくないよな、と腑に落ちる部分もありました。

たとえばもし、仕事を持ちながら、子育てや家事に追われ、自分がほっと一息つく暇なんて無いせわしない日常を過ごしていたとしたら。

便利なカット野菜、手軽な加工食品、野菜やお肉、乳製品など、あらゆるものに健康被害のリスクがあると言われたところで、それはありがたい情報ではなくて、ただのストレスにしかならないんじゃないだろうか。

なんとか必死で毎日を乗り切っている自分を、否定されたような気持にさえなるのかもしれない。

これはあくまでも想像だけど

もし家族や自分が農家さんや、作り手だったら?
もし家族や自分が加工食品の工場で働いていたら?

そう考えると、【否定的な意見】を持つことに何ら不思議はないな、と感じたのでした。

シンプルに「自分の好きな食べ物」が危険だと言われただけでも、受け入れがたい心理は働くのかもしれません。

私たちは、【そんな風に感じる人がいる】ということを念頭に置いて、盲信的になることなく、「自然体になる」ための情報発信を行っていく必要があるのだと感じます。

強制されたり否定されることから、憎しみは生まれるから。

強制するためでも否定するためでもない。
あくまでも情報としての発信。

【選ぶ自由】は、読み手にあるのだから。

結果に対する執着を捨てて
私たちはたんたんと前に進むのです。

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