見出し画像

【静岡県吉田町•能満寺】陰陽師・安倍晴明が来たお寺の伝説

まだ取材はしていませんが、安倍晴明について静岡県での足取りを調べてから取材をしたいと思っているお寺が「能満寺」。小山城へ登るルート上にあり、美しい庭に見とれていると、知らないおじいさんが教えてくれました。

こちらのお寺には、「日本三大ソテツ」の一つがあります。知らないと通り過ぎてしまいますが、伝説を知ってから足を止めるとその異常な大きさと形に伝説を信じざるを得ないと思ってしまうほどです。

普通のソテツはそこまで背が高くなく、主幹に2,3本枝がついているというのが筆者のイメージ。
しかし能満寺のソテツは6メートル級に90本ほどの枝、地を這うような根元、まるで蛇のよう。

それもそのはず、このソテツは安倍晴明が大井川で供養した大蛇を葬ったところに植えられたもの。そして現在の姿のように異様なまでに大きくなったそうです。周りにもソテツはありますが、このソテツだけ別物のように違うのです。

そして大きくなったソテツを欲しがった家康のために一旦駿府城に移植されましたが、「帰りたい」と泣いたためこのお寺にまた戻ってきました。なので現在も、能満寺に行くとこのソテツが見られます。

ちなみに、大蛇を供養した時の安倍晴明は70歳過ぎたおじいちゃんだったそう。新幹線もない時代、その年齢にして京都から静岡まで来たのかのも謎ですね。式神がやっぱりいたのでしょうか。
それも含めて取材したいと思っています。

大井川には蛇伝説が他にもあるので、大井神社の記事の時にまた紹介しますね!


いいなと思ったら応援しよう!