【静岡県御前崎市・池宮神社】龍が鎮まる池は末法思想の伝説だった
今回は静岡県御前崎市にある「桜ヶ池 池宮神社」について。こちらの神社は、主に池に鎮まる龍の伝説と徳川慶喜公ゆかりの神社として知られています。
本家記事は「テレビ静岡Wasabee」
【御前崎・桜ヶ池】龍となった僧がいる池 “赤飯”を沈める奇祭壮大な龍神伝説に圧倒されに行こう! - テレしずWasabee わさびー
でご覧いただけます、ぜひご覧いただいてから以下を読んでいただけたらと思います。
この記事の中で、神社の神池「桜ヶ池」には龍の伝説があります。
これは、56億年7千万年後に弥勒菩薩が現れる時まで鎮まる龍の話です。
この数字でびびっときた人もいるかもしれませんが、この伝説は末法思想から始まった伝説です。
末法思想と言えば、空海。空海も同じ時が来るのを、高野山で今も待っていると言われています。
記事内ご紹介している禰宜の佐倉さんに末法思想についてお聞きしたところ、平安時代は乱れた世であった末期にあたる末法の時代であり、当時比叡山にいた高僧が龍となって時を待つとして入定しています。神社ですが、神仏習合の名残が多くあり、佐倉さんも神職の方でも末法思想など仏教のこともとっても詳しく教えてくださいました。
ここで気になったのが、56億7千万年という数字。太陽の寿命があと約50億年と天文学的に言われていて非常に数字が近いこと、そして太陽の終わりは地球の終わり。なぜ平安時代の人々がこの数字が出せたのか謎ですが、偶然にしては、意味を感じてしまいそうな近さです。
末法思想が神社にまで関わっている伝説は、日本各地どのくらい及んでいるのか気になるところです。
池は言うより、小さい湖と思うほど大きいくベンチがるのでボーっと眺めたくなるほど。近くに御前崎海岸もあるので、ぜひ訪れる際は御前崎灯台までドライブもいいですよ。
カフェは「晴れとsora Cafe」が海の絶景で、店員さんも優しくてきさくでオススメです。