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雑草が理想

アーユルヴェーダ長期講座がスタートしてからもう一月半近くが経とうとしている。
そんな中、体調を崩した。

メンタル面も体の面も個人的には"サットヴァ"(サンスクリット語で純粋性・調和のように訳されるとか)に近く、理想に近づいている状態だっただけに、その振れ幅の大きさにショックを受けた。

毎朝5時代に起きてヨガと瞑想をルーティーンにしていたけれど、まずそれができなくなった。
自分を責める気持ちは浮かばなかった。

そのうち起きる時間がまばらになった。

いろんなことが崩れ出した。

料理は好きな方なのに、思うように食べられないし、それでも家族のためにはそれなりに何か作らないと…とチグハグでしんどくなって。

仕事は生憎の繁忙期。
そこへきてこの猛暑の洗礼。

そのうちイライラが増え出して。

こうして書き出してみると、そりゃそうなるのも無理ないよね、と納得。笑

体調不良が見事に私の全てを振り回してくれた。

これはもう起こるべくして起きたことだなぁと思った。

そして、以前の私は当たり前のように"ここ"にいたんだということに気づいた。
この、なかなか苦しいところ。

どんなものだったか忘れかけていたけれど、すっかり思い出したよ。笑

それでもね、こうして気づいてまた再スタートしようとしているところが以前とは違う。

もっと良い状態の自分も知っている。
弱さももちろん装備してる。
強い芯ができたのともまた違う感覚。

地図の上に、その場所が確かに存在していることを知っているような。
道順はまだ不確かだけれど、頭で考えるよりシンプルだということ。

また思い出させてくれてありがとう、私。
何度でも立ち上がらせてくれてありがとう。
まるで雑草のよう。


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