~第2号~気配り力は総合力
どうもこんにちは!
霜馬と申します。
何者でもない私の記事に興味を持っていただきありがとうございます。
本日も書籍をご紹介したいと思います。
できる人は必ず持っている気配り力 著:安田 正
皆さんは「気配り」って聞くと何を思い浮かべますか?
重い荷物を持っている人のために扉を開ける?
後の人のことを思って、使ったものを元の位置に戻す?
たくさんありますよね、、、
どんな気配りにしても重要なことがあります。
「俯瞰のアンテナ」です
俯瞰とは全体を上空から見るような視点のことです。
私は今学生で、教育系の仕事をしています。
子供と実際に接する中で意外と気配りが求められます。
子供は非常に敏感です。自分が大切にされているとか、無下に扱われているなどプラスの面でもマイナスの面でも感心するほど多くのことをアンテナで感じ取っています。
さらに大人同士とのやり取りの中でも気配りは重要にですよね。
しかも大人の場合はそれが人の評価にもつながりうるものです。
本書によると、気配りは総合的な力であり、仕事の出来る人は皆、気配りが上手とのことです。
私はまだ、一つの職場しか知らず、この言い分が果たして的を射ているのかわかりません。ただ、気配りができる人間になりたいと思います。
どんな職場にも上司と部下がいます。
上司は部下の立場を、部下は上司の立場を理解することが理想ですよね。
そのためにはまずは部下は上司の全体の動きを把握することから始まる。
全体が見れれば、上司の次の動きが見えてくる、仕事における信条や傾向が見えてくる。
例えば、上司に相談をしたい。
そのためにまずは何をするべきかは上司にとっていつが最も心地よく相談に乗れるかを見定める。上司も人間です。つまり、仕事が滞る、思い通りにいかないと不機嫌になったり、苛立ってしまうものです。
そんなタイミングに相談事を持ちかけては上司にどんなことを言われるかわかったもんじゃありません。
この考えは何も上司にゴマをする!というわけではありません。
自分のやりたいことを円滑に進めるための戦略です。
具体的にはまずは相手の仕事のリズムを掴む。
朝方なのか、夜型なのか。メール返信はいつ行っているのか、クリエイティブな仕事をいつしているのか。
上司に対してここまで把握をすれば上司の仕事の一歩先を見ることができます。
文字で見る分には簡単な話ですよね。。。
実践することが非常に難しい。
気配りは自分自身が満ちていなければ、継続しないのではないでしょうか。
気配りは自分以外を大なり小なり大事に思うことです。自分を大事にできない人に自分を大事にできるでしょうか。
確かにまずは人に尽くし、人のために生きる。これこそが幸福だという考えは間違いではないし、過去の自分もいたく共感していました。
なのに、世の中には自己肯定感が低く、自分の承認欲求を満たすための考え方や人との付き合い方が多く見られるようになったのは何故なのだろうと思っています。
承認欲求を満たすことでは自分を満たすことはできない。ということなのかもしれません。
気配りの手法を学ぶ本で最終的にはまずは自分に気配りをすることが必要なのだと感じました。
気配りは誰にでもできることですが、誰しも
得意な気配りと不得意な気配りがあると知ることが気配りができる人の第一歩なのかもしれません。
最後に最も共感したことをご紹介します。
それは難易度の高い気配りは何もしない気配りであること。
気配りというと「ありがとう」や「大変だったね」など相手をねぎらう言葉や気にかけることが挙げられます。
例えば、後輩が朝から上司に猛烈に叱られているのを目撃し、心配になったあなたは昼休みに声をかけます。
「今日は朝から大変だったね。私に何かできることはある?」
このようなケースは声をかければいいというものではないです。後輩からしたら、朝の出来事はもう忘れて切り替えることができていたかもしれません。それをその一言が嫌な気持ちを呼び起こすことになってしまったかもしれません。
難易度の高い気配りとは何もしない気配り、相手を1人にする気配りなのです。
これは非常に難儀なものです。
俯瞰のアンテナを高くすることでどんなことにも反応できるようになる。その先にあるのは今度は反応しない気配りとは。
ちなみに気配りは大きく5つの要素に分かれ、これらの要素から行動や言動に起こしていくことが気配りです。
気配り上手に興味のある方はぜひ購入してみてください。
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ながなが気配りとは違う話題についても話してしまいましたが、共感できる方や興味のある方はぜひ、お手にとってみてください。
気配りを始点に多くの学びの機会を与えてくれた安田正氏に感謝申し上げます。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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