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外で働いた経験②保育士

今日は銀行員を退職したあとのお話。27歳の時です。

退職後~保育士として働くまでのストーリーです。良ければお読みください。


銀行を退職

夏の始まりの季節、後輩の育成などふくめ日々の業務に追われ、帰りは大体21時頃。

中堅の立場になり、ふいに感じた気持ちが忘れられなくなりました。

「このまま銀行員としてずっと過ごしていくのかな……。」

一度考え出すと気になってしまう性格。そして思い立ったら即行動に移すタイプ。

銀行にとくに未練もなく、夏真っ只中には辞めることを支店長に伝え、夏の終わりには退職していました。

結婚・引っ越しを経て新生活突入

次の仕事はどうしよう、と思ってはいましたが、退職を機に結婚が決まり、トントン拍子でとりあえず仕事を辞めたタイミングで旦那の居住地に引っ越すことに。

退職の際、上司に次の仕事を聞かれ「保育関係に就きます」と明言していたため、さっそく保育士資格の勉強を開始します。

なぜ異なる職種である保育士なのか

なぜ銀行員から保育士?と感じる方も多いでしょう。業界も職種もまったく異なりますから。

理由は3つあります。

  • 子供が好き

  • 幼少期の夢は保母さん

  • 好きな仕事に挑戦してみたい

子どもが好き

私には6歳下の妹がいます。自身が小学校低学年の時は、当時赤ちゃんである妹のお世話をすることが大好きでした。

物心つく小3~4年のころには、友達の妹・弟を遊びに誘ったり、休み時間には友人と小学1年生の教室へ行き、小さい子と積極的に遊ぶような子どもだった記憶があります。

幼少期の夢は保母さん

学校の授業などで自分の夢を考えるとき、私の夢は「保母さん」が第1位でした(現在は保育士さんと呼びますが、当時は保母さんと呼んでいました)。

子どもながら「小さい子たちと遊べるお仕事って理想!」と考えます。

しかし、小学校高学年・中学と成長し進路を考える時期にさしかかったとき、その夢への思いはいったん断つことに。

帰国子女であったことから帰国子女受け入れ枠のある高校を受験し、保育に関連のない進路へ。

大学進学の際も、夢を自分から主張せず、高校からの敷かれたレールに沿って過ごしてきたため、長らく夢を叶えたい気持ちはあきらめ、忘れていました。

しかし、銀行を辞める決意をしたことをきっかけに、再度、夢が膨らみます。

好きな仕事に挑戦してみたい

保育士資格があれば、専門学校卒でなくても保育士になれることを知り、次第に夢を現実にすることを考えるようになりました。

要するに、幼少期から憧れ続けた気持ちが、27歳にして爆発したんですね。

自分から好きなことに向かって行動を起こすということが、半ば初めてに近かったかもしれません。

好きなことを仕事にしたい!そう思い、保育士資格取得を目指します。

しかし、当時、専業主婦の身の私。

働いていないため時間は有り余るほどありましたが、費用がかかる専門学校に通うことは断念し、通信教育で1日あたり6~7時間は勉強する毎日。

2年かかり、やっと保育士資格を取得し夢に一歩近づきます。

認可外保育園に初めて勤務した日

認可外保育園への初出勤日、当時3歳の子どもたち3名に自己紹介し、抱きしめさせてくれたときの温かさや感動の気持ちは一生忘れることはないでしょう。

子どもたちと接することは幼少期以来です。戸惑いながらも、可愛い子供たちの行動ひとつひとつに癒され、仕事に行くことが本当に楽しみでした。

資格取得の勉強と並行して保育園で保育補助として働くことで、現場を勉強しました。

保育園で働くことのやりがい

資格取得後も継続して同園で働く中で大きなやりがいは「子どもたちの成長」です。

とくに運動会や音楽会などの行事でひしひしと感じます。

練習し始めたときは、止まって整列ができない・少しの時間椅子に座り続けることが難しい・お名前を呼んでもお返事ができない、そんな状態です。

そんなこどもたちが、

本番当日には、大きな声で手を挙げて返事ができる・ダンスを覚え衣装を嫌がらず踊ることができる・中には障がいがある子も皆と同様にやろうとしている、ご両親大勢の前で堂々と演技や歌を歌うことができる。

こどもたちの成長する姿を日々目の当たりにし「保育士」という仕事が誇らしく、素晴らしい仕事だと再確認しました。

現在では、自分の子ども3人と過ごし保育士の仕事を辞めて在宅ライターをしています。しかし、人格形成に大きく影響する幼児期の成長に、自身が少しでもたずさわることができ、大変嬉しかったことを覚えています😊


これまでお読みいただき、ありがとうございました。次回は、子どもが欲しいのにできない、不妊治療への挑戦について書きたいと思っています。

女性に限らず男性の方も、興味が湧いたらぜひ読んでくださると嬉しいです!

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