不登校の入口3

2020年5月16日から23日までの娘のメンタルの揺れについても記しておこうと思う。
不登校の入口1でも記した通り、そもそもは同じクラスに14人も一緒だった保育園からの友だちが一人もいないということが始まりだった。
入学式でクラス分けされたときの絶望たるや…。

体調不良に至る背景

お友だちになりましょ!


クラス分けで保育園の友だちが1人もいなかった娘に対し、「お友だちをつくればいいよ!」という私を含めた大人の発言により、積極的に「お友だちになりましょ!」と声を掛けまくる。最終的には公園で見かけた3歳にも「お友だちになりましょ!」と声を掛けていたとママ友づてで聞いた。

違う出自の子たちばかりで、「お友だちになりましょ!」はうまくいくこともあれば、ドン引きされることもある。また、「お友だちになりましょ!」「いいよ」となっても、その後はなかなか続かない。

登校中の躓き

他にも登校するに際し、最初は保育園の友だちと待ち合わせをしていたが、体の小さい娘は彼らと歩く速度が違いストレスがあった。
そのため、一人で行くことを選択する。

多少マイペースな娘は、朝の準備が遅い。それを悩んで早めに出るようになった。
が、通学路にほとんど人がおらず孤独感が増していく。

教室内でも自分の立ち位置がわからず、登校でもうまくいかず、マイペースで人より遅いことを気にして、徐々にストレスが蓄積されていったのだろうと思う。

表出するストレス

①号泣


入学後、2週間は週1ペースで号泣。ちょっとしたことですぐ泣く。泣き出すと暴れるくらい泣く。
発散できてるから良いだろうとその時は思っていた。

②腹痛と吐き気


腹痛と吐き気を訴え、保健室に良く行くと娘に聞く。一応病院で整腸剤を処方してもらう。GWあたりになると保健室から「腹痛があるが学童は行かせてよいか?」という電話もくるようになる。

③目の痒み


もともとアレルギーがあったが、目のかゆみが学校に行く出るようになる。やはりGWあたりに保健室から「目の痒みを訴えている」旨連絡があった。

①〜③まではストレス起因であることはなんとなく想像がつきつつ、そのうち慣れるだろうと考えていた。

④登校途中に戻ってくる


GW明けからは、元気よく登校しても3分ほどで逆戻りしてくるように。こちらも仕事があることから、だましだまし(例えばぬいぐるみを忍ばせるなど)して対処していた。
今思い返せば、これはかなり大きなSOSだった。

⑤蕁麻疹


一人で行くことに強い不安を持っていたため、一緒に登校したのがGW明けから2週間後。
校門前で号泣。教室前で全身蕁麻疹。更には登校中校舎が見えると全身蕁麻疹。
腹痛吐き気&目の痒みも伴う。

一気に爆発したストレスは、蕁麻疹という形で現れた。また、全身の強張りと爪が食い込むほど手を握ってくるようになった。パニックになったような泣き方にもなった。そんなときに言うのが「ママがいい」
学校だけでなく、あらゆる場面でママを求めてくる。
ちなみにこれまでは「ママはいないで。うるさいから」というタイプで、土日なんかは今も追い出されるが、一人で別の空間に行くときは母子分離不安が加速している。

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