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だから植物療法に惹かれたんだ

お久しぶりです。

2023年1月末、約2年間の植物療法の学びの集大成として、卒業論文を書き終わりました。書くことが上手かどうかは、どこか遠ーくの方に置いておいても、わたしはやっぱり書くことが好きだな、お志事にしていけたらいいな、と実感しました。

きょうから新たに、文章を書くことの練習も兼ねて、わたしのペースで少しずつ更新していきたいと思います。

数日前のインスタグラムのストーリーをきっかけに、尊敬する方からnoteのフォローして頂いていることがわかり、嬉しくて飛び上がったり。やっぱりnoteの再開は今なのかもと、勝手に背中を押して頂いた気持ちです。
(服部さん、この場をお借りして、本当にありがとうございます!!!)

以前noteで宣言した「家のなかのすべての持ち物」についても書いていきますが、その前に約3回~5回に分けて、このシリーズ「想い」を書いていきたいと思います。きょうのテーマは、「わたしが植物療法に惹かれる理由 」です。


本当にやりたいこと


論文を書く前。植物療法士になるための全課程を修了した2022年10月末。

八木仁平さんの『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』という本を読み、1か月ほど「わたしが本当にやりたいこととは何か?」を考える時間を設けていました。

本書で八木さんは「本当にやりたいこと」について、下記のように述べています。

本当にやりたいこととは、「好きなこと」を「得意なやり方」でやること。そして、同時に「大事なこと」を満たしていることが重要である。

「大事なこと」とは、自由に生きたい、人に優しく生きたい、熱中して生きたい、など行動ではなく、状態のこと。例えば、家族との時間を大切に生きたい場合、どれだけ自分のやりたいこと、すなわち「好きなこと」を「得意なやり方」でやっていても、残業だらけであれば、自分の「大事なこと」が満たされていない為、本当にやりたいことは叶えられていない可能性が高い。

「好きなこと」とは、自分がもっと知りたい。なぜ?という疑問がわいてくる。関わるだけで面白いので、これが仕事でいいの?という感じがすること。

「得意なこと」とは、スキルや知識とは、別のもの。生まれつき持っており、どんな仕事にも応用可能で、仕事でなくても無意識に普段からやっていること。他の人より自然にうまくできるため、他の人に対して「なぜできないのだろう?」と感じること。やっていいて苦がなく心地よく、自分でいられる感覚がある。(一方、スキルや知識は、後から身につけることができ、仕事によって応用がきかないもの)
八木仁平, 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方, 2020, KADOKAWAをもとに作成


幼い頃から呼吸をするように行っていたこと


これらの「大事なこと」「好きなこと」「得意なこと」を明確にするため、本書では、390個の質問が記載されています。私はすべての質問に答えながら、幼い頃から「呼吸をするように行っていたこと」に気が付きます。下記は、私の「好きなこと」に、私の「得意なこと」や「大事なこと(価値観)」が反映されている事例です。

呼吸をするように行っていたこと

私は幼い頃からじぶんの心に従って、「暮らし」を心地いい方向にアップデートすることが好きでした。ここでの「じぶんの心に従う&心地いい」とは、例えば、時間や物やお金などを「心がわくわくしない」「必要ない」ものには使わず、「心から好きなこと」と「必要なこと」にはたっぷり使う、強弱をつけたシンプルであること。節約するなどの苦しい感覚ではなく、「必要ないもの」を削ぎ落としているので、逆に「心地いい」感覚です。このように「暮らし」をアップデートし、気づいたことを「書いて、カテゴライズする」ことは、幼い頃から呼吸をするように行っていることであり、どれだけでも続けられることです。そして私が「わたしにとって大切なこと」を「大切にできるようになる」方法でもありました。
この感覚が言語化できるようになったのは、執筆家 四角大輔さんに出逢ったおかげ


わたしの「大事なこと(価値観)」

ここからは簡略化するため、これからの活動の軸として度々でてくる「大事なこと(価値観)」のみを振り返っていきます。28年間の人生を振り返ると、下記価値観を重視して選択し、行動してきたことが分かりました。

・じぶんのこころに従う
・心地よい
・じぶんの世界が広がる
・納得するまで行動する
・愛で生きる(この行動、選択の根源は愛なのか?恐れなのか?)
・ありのまま
・大切なことを大切にする 

私にとって大切なこととは、家族(自分はもちろん)、健康、暮らし、自然、地球環境、シンプル(ミニマム・余白があること)です。

尚、八木さんは本書で、自分の「大事なこと(価値観)」を関連図にすると、最後に矢印が向いた「大事なこと」が「何のために生きるか」という人生目的であり、「周囲の人、社会をどんな状態にしたいか」という仕事の目的になる、と述べています。

私の場合、「わたしにとって大切なことを大切にする」ことが幸せであり、その人にとって「大切なことを大切にできる人を増やす」ことがお志事(お仕事)の目的である、と言い切ることができます。わたしの「大事なこと」の関連図を下記に示します。

筆者作成:わたしの大事なこと(価値観)

この図では、選択/行動の際に大事にしていた価値観をオレンジ色、自己課題に感じているため大事にしていた価値観をピンク色で示しています。関連図での最終目的となった「大切なことを大切にする」の大切なことについては黄色で示しました。


なぜ植物療法に惹かれ、お志事にしていきたいのか


大切なこと(黄色部分)をみたときに、わたしの心に浮かび上がってきたのは、植物療法でした。植物療法とは、自然の恵みである植物の薬理作用をいただき、身体に備わった自然治癒力を高め、病気やケガを癒す(=健康を高める)伝承療法です。昔からの知恵をつかった伝承療法は、自然と共生する方法であることが多く、地球環境にも良い。そして、わたしにとっての植物療法は家族との暮らしに直結しており、シンプルで上質な暮らしを実現することが出来るもの、と考えています(「シンプル=ミニマム、余白のあること」の視点については次回以降詳しく述べていきます)。

少し無理矢理感もありますが、私にとって「なぜ植物療法に惹かれ、お志事にしていきたいのか」納得する瞬間でもありました。大切なことの集合体である植物療法を軸に、その人にとって「大切なことを大切にできる」人を増やしていくべく、活動していきたいです。


.. Mai(My) little laboratory
わたしのちいさな実験室

instagram @mai_phytotherapy

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