ときどき神がかり的な勘を発揮する件について
これは「全領域異常解決室」など秋ドラマの記事です。わかりにくすぎるのでカバー画像をわかりやすくしました。全決だけになってますが。
こんな画像でしたっけ?と思い、自分がメインビジュアルをよく見たことがなかったことに今さら気付いたなう、です。
ここにはっきりと「すべてをわかろうとするなんて人間の傲慢です」と書いてある。1話の謎を解いた後に興玉さんが言ったところ、これだなっていう勘が働きました。やはり2話以降にも続きました。冴えてる~!
1話からいきなり話がややこしかった。「マイファミリー」もややこしかったと記憶しているので、ああそういうこと!って納得しました。脚本が黒岩勉さんだった。いかにも、ですね。しっかりエモを入れてくるあたりにフジテレビっぽさが出てる。
黒岩さんはTBSが多いというイメージを勝手に持っていたのですが、どうやらフジテレビが一番多いらしい。近年TBSも増えたのか、へえ。
フジテレビっぽさとTBSっぽさを見分ける方法は、やっぱり結末の方向性かしら。最終的にエモい方向になればフジで、ストーリー性重視や非日常感溢れる感じはTBSだと思ってます。ただ、最近わかりにくくなっている感は否めない。水10が金ドラになっても違和感ない気がするんですよね。中心的なスタッフをチェックしてみると良いかと思い、現在作業中です。
さて、全決の存在意義とかなんとか、全決はみんな神だった!
からの私「役名が覚えられない🤦♀️」
ただでさえ毎回よくわからん神が出てくるのに、、、
最初っから登場人物の名前覚えにくかったのに、、、
・興玉雅(藤原竜也)
・雨野小夢(広瀬アリス)
・宇喜之さん(小日向文世)
・芹田さん(迫田孝也)
このくらいで「んんっ!?」となりません?
そう、このお方。
・直毘審議官(柿澤勇人)
一に名前。二にキャスト。藤原竜也さんと迫田さん、さらに柿澤さんとなると勘が働きますよ。直毘審議官がビックデータビックデータ言ってるだけで終わるとは思えず……第9話。全決一同から問い詰められてていよいよ怪しい。そのまま最終回を迎え、最後に全てひっくり返る、みたいな文言。縛られている雨野さんのところへ興玉さんが連れてこられて、この時の後ろ姿……でーたーー!!!
神がかってる✨✨
※予想が当たったため自惚れています。
ハムレット同士がもみ合ってるのはもうマジで我得です。
※片方は今度マクベスになる!
生きるだの死ぬだの、なんか見慣れた感じと言いますか、らしいといいますか、何なんだこの感覚。変身して荒波に問い詰められて可笑しさ全開、酔っぱらって上裸になってるところを撮られてつけ込まれ(「ライオンの隠れ家」の高田刑事)、もうウケ狙いかと思いましたわ(笑)
ただ古戸沼さんが変身の術を使う際に一時的に古戸沼役をやってた方々、すごいですよね。見た目が直毘なので直毘の中の人が演じるが内面は古戸沼という状況、難しそう。他にも、呪符を貼られると内面がヒルコになる。つまり飛鳥時代から生き続けて今本物のヒルコを騙っている役小角である直毘さんとヒルコに乗っ取られた皆さんは内面が一致してなきゃ変になる。
これ俳優としては鬼脚本じゃないですか?
しかし「すげー」と言いながら観るだけでもなくストーリーの理解に苦戦するだけでもなく、あの「傲慢」の意味を掘り下げることは可能だと思います。公式SNSで一番イイところがカットされる現象がまた発生しました。
まァSNSで一番イイとこ垂れ流したりしないか。笑
そして、
役小角と芹田さんは実朝くんと範頼(鎌倉殿の13人)で覚え、さらに柿澤さんに関しては結構追ってる。理由は勘でしかないんですよ。実朝の時に直感的に注目し始めて今に至る。経歴などなどについては後で知った。
ここで、過去記事の一部分を加筆修正して再掲。
舞台「オデッサ」観劇後、パンフレットを買って読んだら、私にぶっ刺さったところがありまして。
俳優になったから、ゴール地点が定められているわけじゃないから、そう感じるのかな?
柿澤さんはずっとサッカーに打ち込んでいて、サッカーの強豪校だった高校で、壁にぶつかった。その頃に、課外授業で「ライオンキング」を観て、いきなり俳優へと方向転換を決めた。自分のアピールポイントはピアノ。でもその道では全然すごくないしピアノ自体好きじゃない。どちらかと言えば勉強の方が得意で、でもそれだって別にすごくはない。そんな中1の時にドラマ「コード・ブルー」の3を観て、医者になるって決めたこの私。
似てませんかね? それも、何も知らずになんとなく注目した人と、です。不思議なこともあるもんだ。
以下の記事に共感ポイントがずらり。
「ライオンキング」で突然、というのは確かに不思議です。自分でも不思議でしょうがないそうですが、それは「コード・ブルー」に沼って突然、という私のセリフでもある。私は結局、何も成し遂げてない。
からの、え⁉⁉
まさかの展開すぎるって。
いやいやそんなことはない、じゃないんでしょうね、きっと。変な無力感があるというか、自分は何者でもないというか、そういう感じであると推察。
私が「コード・ブルー」の「せい」なのか「おかげ」なのかわかんないけどマジで人生狂ったって話したら、どういう感じか感覚的にわかってくれそうな気がする。ただの妄想ですけど。
あの、柿澤さん、もう少しこれについて語って頂けませんか?
そして私は多動な脳みそでこんな想像をした。
もし私が医療従事者として何かを成し遂げるとしたら、何が可能でしょうか。看護師としてだとすると、その前に私はきっと言われる。
医者は病気を見つけて病気を治し、ナースは人を見て人を治す。
人を見て人を治す医者がいてもいいんじゃないですか?とシーズン2の6話で上杉先生に言ってたのがめちゃくちゃ印象深いんですが……歩ちゃんは病気も治せるナースになった。だったら人も病気も病院も治せるようにならなきゃ勝てないしたぶん歩ちゃんならそのうちできるし何か他もないですか←張り合ってる
私は神とかよくわからないので、いるともいないとも思いません。都合がいい時だけ信じます。笑
よくわからないものに結論を付ける必要はない、つまりエポケーしちゃって良いんですよね。「教養書100冊を1冊にまとめてみた」という本で扱われている、フッサール「現象学の理念」より。
自分の頭を使わず、情報に踊らされる愚か者へ。神をも超える科学の力は使うもので、その力に支配されてはいけません。
私は既に思考停止してたり思考をやめたりする人を「頭が悪い」と言ったりするのですが、これは学力とは違います。前に”頭の悪い医者は死んだ方がいい”と言ったのはこういうこと。学力が欲しいという意味で「頭良くなりたいわ~」と言ってしまうこともあるんだけど。だから言葉って難しい。ことば、ことば、ことば。
どうしたらいいのかと悩み考えて自分なりの結論を出し、行動に移していく人を、人間らしいと私は思います。そうじゃなかったら機械やらAIやらと変わんないでしょ?って。人間より神たちの方が人間らしい物語だった。でも荒波警部は人間だし役小角も人間?なので、うーん、まあ、細かいことはいいや。
人間とは。「それが人間たい」と綺麗に言葉で表していたのは、説教和尚でした。
昭和(テレビで、しかもほぼドラマで観る限り)の良いところは、人々が人間らしいところですかね。”ふてほど”で言うところのキヨシ世代である私からすると、殴られるのは嫌だけど、息が詰まることがなさそうに見えて、それが良い。昔はエアコンがなくて暑さ寒さに耐えただの昔は体罰なんて当たり前だっただの、過去の苦労自慢とかいらないんで、平成には平成の苦労があるわ!と。「無能の鷹」の朱雀部長みたいな老害は耳がなかったり頭悪かったり。どこが平和?な平成だったと思います……。あ、戦争は今関係ないです。老害が扱われた回より前、朱雀部長には悪いけど、老害だなーって思って観てました。逆に朝子は、中の人が杉咲花さんから宮本信子さんに代わっても、老害じゃなかったですね。昔を自慢されるとウザいんだけど、自慢じゃない昔話はウザくないしむしろ好き。
今までに観た作品を調べるだけでも脚本家・プロデューサー・演出に繋がりが見られます。今回は野木亜紀子さん・新井順子さん・塚原あゆ子さん。サントラの作曲家は作品の内容や世界観に合わせてスタッフィングされているように思いますね。なんと、「コード・ブルー」の佐藤直紀さん。
作品そのものや参加者への嗅覚は侮れない。
またまた「教養書100冊を1冊にまとめてみた」という本で扱われている、フッサール「現象学の理念」より、直観の中に本質があるそうです。この本役に立ちすぎる。
このように繋がりがあること等により、私のnoteはいつも言っていることが同じです。だからよく過去の記事のURLをコピペする。今回も貼り付けだらけでしたっ!
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