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「神の雫」の内容濃すぎて終わりが見えないよっていう嘆きも込めて

Huluで配信のドラマ「神の雫」の元になった漫画は、ワインの「十二使徒」と「神の雫」合わせて13本を探し出す過程で描かれる人間ドラマ、と表せばいいだろうか。

Wikipediaを見た限りでは、ドラマの「神の雫」は、漫画の「神の雫」全44巻と「マリアージュ-神の雫最終章-」全26巻を合わせていると思われる。足したら全70巻。うへっ

さらに続編があるということは「神の雫 deuxième(ドゥジエム)」を元にする感じ?
いや知らんけど。
でも、私が知る限り、次がすごい大作らしいのよね。あれ、全2巻なの?
まさか、もぉんのすごく内容濃いんですかね……うへぇ……

えげつない量の知識が出てくるので、読み進める間に前に出てきた言葉を忘れてしまう。そして、これがあとで繋がってくるんだな、という部分をピックアップしていくと──

1話
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社
※ドメーヌ=酒蔵
ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村
若いワインはデキャンタージュによってポテンシャルを引き出せる場合がある。デキャンタに絹糸を紡ぐような繊細さで、ワインの香り(アロマ)や旨みやその複雑さを逃がさないように行わなければならない。
・「リシュブール」99年
花の香りを集めたと表現される。
みやび→花畑
59年は神崎豊多香が最後に飲んだ品。大学卒業後初めて訪れたフランスで、ふらりと立ち寄ったドメーヌで飲み、ワインの素晴らしさに目覚めた。造り手はアンリ・ジャイエ(ブルゴーニュの神様)

葡萄が作られた年によって出来が違うし、瓶に詰めたあと何年か寝かせると熟成が進んで美味しくなる。酸味、タンニン、つまり渋みもこなれてくる。
ブルゴーニュでは、99年の葡萄はワインに最高で、00年は葡萄の質がイマイチだった。ただし99年はまだ若く、デキャンタージュする前は00年の方が美味しく感じた。デキャンタージュによってワインを「開かせる」つまり一気に空気に触れさせて熟成を進めると、明らかな違いが出る。

そもそも十二使徒プラス神で表されている点にダ・ヴィンチを連想させられる。ダ・ヴィンチはあの「最後の晩餐」の作者で、人体図をかいた人でもある。
「ザ・プロファイラー」で、天才というよりとんでもないレベルの努力家で、何事も自学自習で究めていったみたいな話を聞いた覚えがあります。

一番に出てくる銘柄「ロマネ・コンティ」が「スカイキャッスル」で気になって仕方なかったやつです。

ロマネ・コンティ社のワイン「ロマネ・コンティ」を指すのかドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティを「ロマネ・コンティ」と言っているのかで意味が全く違うらしい。んーっと、では「ド・ラ」とは何だ?

2話
神咲豊多香は雫に対し、詩集を読め絵画を観ろ音楽を聴け、と口うるさかった。おやつは妙な木の実、お茶はそこらの雑草、革のベルトの臭いを1時間嗅ぐ、ナイフや鉛筆をなめて味を覚える、などなど。(これは、みやびによると、ワインの英才教育。4話にて)でも、ワインの銘柄は何一つ教えなかった。
遠峰「先生は君がワインに関心を示さなかったことを気に病んでおられたんじゃないかな。ワインを知らない人間にあの偉大なコレクションを譲り渡すことなど、ワインとともに生きた先生には到底容認できなかったんだよ。」「私としては、養子縁組をしてでも先生のコレクションを手に入れたいと考えた。(オヤジの財産が目的かよ!認めねぇ、てめぇみたいなのが兄弟なんて、絶対に!!)私が欲しいのは二度と手に入らない珠玉のワインコレクション、ワイン評論家というのはどれだけのワインを味わい、掘り下げてきたかで評価が決まる。」

対決①「別れのワイン」
・「シャトー・ムートン・ロートシルト」82年
雫→遠峰に(何言ってやがるんだ……匂いを嗅いで一口含んだだけで、まるで悪魔みたいに、何もかも見透かしたようなことを……)
光に輝くビロードのような紅紫(オヤジがよくこうやって光にかざして見つめていたのはこの宝石のような色を楽しみたかったからなのかな。)この家の庭、なんてったっけ?俺、あの匂いが大好きだった。甘酸っぱい美味しい実がなって、よく自分で採りに行ったっけ。いや、それだけじゃない……なんだろうこの気持ち。飲もうとしても、どうしても、飲めない……
遠峰→色合いは濃いめのガーネット、古いワインの熟成を表すオレンジ色は、まだエッジに見られない。第一アロマはカシスなどの黒い実の爆発。舌に載せると爽やかな数種類のハーブのニュアンスな鼻腔まで抜けてゆく。奥深くへと分け入ると、かすかなナツメグや熟したイチジク、粒コショウなどの熟成香(ブーケ)が漂い出し、天の恵みを思う存分受けた大地の力強さが永き眠りから目を覚ます。
例えるなら、フランソワ・ミレーの「晩鐘」
夕暮れの空に果てしなく響く鐘の音に神の声を感じ、静かに頭を垂れる農夫婦を描いたそれは、大地の恵み、すなわち「テロワール」に祝福された1本の名作に重なる。
ピカソ、シャガール、ダリブラック、キース・ヘリング……20世紀を彩った綺羅星の如きアーティストたちが1年ごとにラベルのデザインを描き出す。

3話
雫「オヤジの奴、よっぽど俺がワインにそっぽ向いちまったこと怒ってたんだな。」
みやび「(あんな見事なデキャンタージュができるほど幼いあなたにワインの世界を教えてきた父親が)そんなに簡単にあきらめて自分のすべてを懸けたワインを他人に託そうとするかしら?心のどこかで信じてた気がする、雫さんがワインの世界に足を踏み入れてくれるって。
藤枝「とことんワインに入れ飲んで飲むのもひとつの道だとは思うけど、ワインってのは本来気軽にポンッと栓を抜いて仲間と美味いメシ食いながら楽しむモンだぜ?
・「シャトー・モン・ペラ」01年
雫→クイーンのイメージ。パワフルで、そのくせとろけるような甘味とキュンとくるような酸味がぐわっと迫る感じ。ボーカルの甘くてハスキーな声を分厚いギターや重たいドラム出包み込んだような、クラシックみたいだけどそうじゃない。
みやび→ものすごいポテンシャル!
市場価格は2000円。
・「オーパス・ワン」00年
カベルネ・ソーヴィニヨン(葡萄の品種)を使ったカリフォルニアのワイン。五大シャトーのひとつ「シャトー・ムートン」のオーナーだったバロン・フィリップがアメリカの名醸造家ロバート・モンダヴィと組んで造った。市場価格は2万以上。
藤枝「値段じゃないんだよ。高ければ美味いなんてもんじゃない。もちろん美味いワインはいずれ高くなっちまうけど、それでもこういう掘り出し物が見つかる。だからワインは面白いのさ。」

遠峰の講演
〇ブルゴーニュ地方
女性的な曲線の太いボトル。ボトルから直接注ぐのをおすすめ。葡萄はピノ・ノワールで、色が薄く透明感のあるピンクがかった紅色。
〇ボルドー地方
いかり肩の男性的で細いボトル。デキャンタージュするのをおすすめ。葡萄はカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローを中心にブレンドしている。

とんでもないワインを割ってしまった……!
5から11話
・「クロ・パラントゥ」99年
グレート・ヴィンテージでアンリ・ジャイエの最高傑作。
美島社長「ジャイエの後にジャイエなし。"ブルゴーニュ・ワインの神様"はひとりしかいないのだよ。」
少し残った分を口に含んでから、2人で代わりになるワインを探す──

ヨーロッパの大企業では、経営者の商談にどんなワインを出すかで交渉の行方が左右される。

6話より
ブルゴーニュワインの格付け
①特級畑(グラン・グリュ)
②1級畑(プルミエ・グリュ)
③村名ワイン
④ブルゴーニュ・ルージュ
→ブルゴーニュ地方のどこかで穫れたピノ・ノワール種から作られてるというだけ。
⑤その他
アンリ・ジャイエの関係者から探そう。
メオ・カミュゼ
エマニュエル・ルジェ(甥)
ジャイエ・ジル(はとこ)

・「シャンボール・ミュジニー」
エジュラン・ジャイエ(姪)
・「ブルゴーニュ・ルージュ」
ショーヴネ・ショパン(後継者候補だった弟子のショパン・グロフィエの後継者)
・「ブルゴーニュ・ルージュ」
クロード・デュガ(指導を受けた)
・「ヴォーヌ・ロマネ・レ・ジャッシェ」
ジャン・イヴ・ビゾー(弟子)
・「ブルゴーニュ・ルージュ」
フィリップ・シャルロパン・パリゾ(弟子)
+「ヴォーヌ・ロマネ・レ・ボーモン」
エマニュエル・ルジェのプルミエ・クリュ
雫→何かが見えそうになって追いかけると靄の中に消えて行ってしまう。対して、ジャイエはのろまな俺でも追いつけて、そして抱きしめて振り返らせることができた。振り返った彼女はたおやかで、恋人のように微笑んでいた。(だからどれも違う)

クロードにショパン、クラシック音楽を連想させる名前~
※クロード→クロード・ドビュッシー
※ショパン→フレデリック・ショパン
でもモン・ペラはクイーンですか。クラシックではないな、、、
あとモネのフルネームはクロード・モネですし、キース・ヘリングはあのキース・ヘリング。

グラン・グリュの「グラン」はモナコにある「グランカジノ」のグランかな。「ブラックペアン」の原作「スリジエセンター1991」では、天城先生はオーストラリアではなくモナコから登場します。賭けをやるのはグランカジノだった。

ルージュ(rouge)の意味を調べたら、赤色のことでした。つまり「ブルゴーニュ赤ワイン」か。「ムーラン・ルージュ」は、直訳すれば「赤い風車」だってさ。では「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」は何か、調べたところ「garrette(焼き菓子)の風車」と直訳されるらしい。つまり「ド・ラ」は日本語で「の」なのか。「ロマネ・コンティ」の酒蔵、赤色の風車、ガレットの風車、ちょっとフランス語を知った✌️

7話より
・「ミアーニ」
1本の樹に2から4房しか残さない極端な間引きを経て造られる。「狂気」ともいうべきこだわり。
遠峰→漆黒の闇だ。悪魔のような闇が宿っている。「サロメ」
※歌劇「サロメ」リヒャルト・シュトラウス
→王女サロメは、舞い踊った褒美に、洗礼者ヨハネの首を求めた。切り落とされた首は皿に載せられ、サロメに差し出される。
まさにこのワインは"官能"そのもの。しかも頽廃が生み出す血の匂いのする"官能"……なんという悪魔的頽廃、なんという甘美な陶酔。
ビジネスとしては成立しない、だから「狂気」なんです、サロメなんですよ!!存在理由(レゾンデートル)のための。

今度はオペラですか!!
総合芸術やないかい、、、

ダ・ヴィンチの狂気的とも思える努力量は存在理由のため……🤔

・「ヴォーヌ・ロマネ」(村名)01年
・「エシェゾー」(特級)02年(グレート・ヴィンテージ)
ブルゴーニュの名手であるドメーヌ・ジャン・グロの流れをくむグロ・フレール・エ・セール(ブルゴーニュを代表する名醸造家ジャン・グロの次男であるベルナール・グロ)の品。
8話より
ワインには、特徴が、土質が味わいや香りに、日当たりや水はけが果実味となって表れる。これが畑の環境や性質つまり「テロワール」と呼ばれるもの。
特級畑は、土の質・日当たり・水はけなど葡萄を取り巻く環境が特に優れていると認められた畑のこと。対して村名は、どこかの畑で穫れた葡萄をブレンドしたりレベルの低い畑で穫れた葡萄だったりするため、どうしてもテロワールの特徴があまり出ないワインになる。
雫→この2つのワインは、同じ畑から生まれた年違いの「兄弟」だ。
→この村名ワインの葡萄は特級畑「エシェゾー」の区画だが、葡萄の木を植え代えてまだ年月が経っていないから「村名」として出していた。若い木は根が深くまで伸びていないから、地中深くに眠る土の力(ミネラルや養分)を十分に吸収できない。
ロベール「本物の造り手とはな、儲けを後回しにしてでも納得のいくワインを飲んで欲しいと思うもんなんじゃよ。」「お前の葡萄は実ったぞ。」

9話から、会食のシーン
・アンリ・ジャイエの「クロ・パラントゥ」
みやび→最高のワインを何種類も一気に味わったような感じ。余韻(アフター)が長くて、まるで永遠に続くような……
雫→苺畑に佇む後ろ姿の謎めいた少女。どこか懐かしいような、甘い果実の芳香に誘われて近づこうとする。
・エマニュエル・ルジェの「ヴォーヌ・ロマネ・レ・ボーモン」
雫→ここまでの印象は、よく似ていた。でも、期待して差し出した手からすり抜けるように、口に含んだワインの余韻が儚く消えていく、まるで濃い霧の中に逃げ去っていくように。
アンリ・ジャイエは、飲み込んだ瞬間、ドキッとするくらい印象が変わる、まるで後ろ姿の乙女が振り返ったかのように。しかも、その余韻を抱きしめると、乙女は様々な表情を見せる。初恋のような甘い微笑み、初めての口づけのようなはにかみ、そして最後にめくるめくような官能が、永遠かと思うほどに続く。
アンヌさんは美島社長に「ずっと一緒にいたい」と伝えたかったんだ。当時の美島社長は、高価で珍しいワインをわざわざフランスから送らせたことから、身分の差を思い知らされたような気持ちになったけど……
みやび→きっと2人ともお互いの気持ちを理解し合うにはまだ若すぎたのね。どんなに素晴らしいワインでも、若すぎて飲み頃になっていなければ、つまらないワインと誤解されることもあるし。
気付いたアンヌ「ジャイエであってジャイエではない。」
・「ヴォーヌ・ロマネ・レ・ボーモン」99年
造り手はエマニュエル・ルジェ。
フランスのブルゴーニュでは、99年のエマニュエル・ルジェのワインの中で、少なくとも「クロ・パラントゥ」については、アンリ・ジャイエが造っているという噂がある。ドメーヌのほとんどは小さな酒造で、ひとりの造り手が葡萄栽培から醸造まですべてを管理している。しかし99年頃のルジェは体調が悪く、叔父のアンリ・ジャイエがルジェの代わりに造ったと言われている。
「~私は確信を持ちました。これは"神様"が造った、いえ、"神様の悪戯"が生んだワインなのだと。
雫「俺、このワイン好きですよ。正真正銘のクロ・パラントゥより若々しい魅力があるっていうか……雲の上のワインって感じではない親しみやすさがあって。」
アンヌ「"神様"なんてあがめられる前のジャイエのワインはこんな風だった気がする。」
有名なアンリ・ジャイエの言葉
「私は一小作人としてワインを造ってきた。」

デザート・ワイン=食後のデザートに合わせたりして飲む甘口ワインのこと。フランスではソーテルヌ地方の貴腐ワイン(葡萄の皮につくカビの一種を利用して造られた、甘く凝縮したワイン)が有名。
ブショネ=コルクが原因の劣化

アンヌ「不思議な人ね、雫さん。まるでワインの申し子のような人」
幸せになれなかった政略結婚から離婚するまでの14年間、美島社長と過ごした1年間だけをたったひとつの宝石のように大事に守ってきた。それがあったから自分は生きてこれた。
雫「今度はプライドを大切にし合って、またこのまま離れてしまうんですか!?」
美島社長「若いな。だが、その若さも悪くない。君のその若さに感謝するよ。」

・「シャトー・カロン・セギュール」00年
雫「いいね、これ。俺好きだよ。チョコとミントの混じった肉厚の黒い果実……」「早く飲んでみたいな。あのオヤジの遺してくれた『別れのワイン』、なんだか待ちきれないよ……」
「飲んで、あの時覚えた不思議な感覚が何なのか、その答えを知りたい。もう遠峰との勝負なんてどうでもいい。さっきの2人がそうだったように、あのブラインドテイスティングのワインが、俺の中で"何か"を呼び覚ましてくれるようなら気がしてるんだ。」

対決①のアンサー
西園寺社長(まさに天才と狂気は紙一重ってとこね。でも、これほどのテイスティング能力を持つ遠峰一青が、なぜここまでの神経を遣うのかしら……)
みやび(雫さんが現れた途端別人みたいにピリピリしちゃって、単に反りが合わないだけの問題じゃないのかしら……)
判定はあのロベール先生
(豊多香よ、お前は罪な男だ。しかしそれもまワインというやつじゃ。)
霧生(先生、始まりましたわ。神咲雫と遠峰一青の長く果てしない旅が、今……)
遠峰「このワインはミレーの『晩鐘』である。あの名画が語りかける大地の恵みへの静かなる祈りは、このワインが訴えかける揺るぎない『テロワール』を表現しています。」
「永遠(とわ)の別れ──」
遠い昔の、母との別れを思い出した。あれは葡萄畑だった。空は青く澄んでいて、季節はもう秋だったけど、その日は暑かった夏を思い出すような強い日差しで……母さんは、それを避けるように、大きな帽子を被っていた。畑から獲ってきた葡萄をいっぱいに頬張って、母さんにも食べて欲しくて差し出した。母さんは、受け取ってくれた。でも、食べることは、できなかった。それが母さんとの最後の触れ合いだった。「俺にとってこのワインは、母との永遠の別れ、そして、幼い頃の思い出を閉じ込めた『一房の葡萄』だ。」
遠峰の勝利。
雫「(勝負だなんてどーでもいいけど)親父のワインは譲れない。だから『神の雫』と『十二使徒』と呼ばれるワインたちは、この俺が探し出してみせる。」

ロベール「──これが試合と呼べるものならお前は確かに勝った。だが、この深遠なワインを本当に理解したのはどちらなのか、それはお前が考えろ。」

これでやっと1ラウンドです。
遠峰の言う「天の恵み」「大地の恵み」やそれに対する祈りも間違ってはいなくてワインを読み解いたと言えるけど、ワインだけから母の死を想起した雫だって「別れのワイン」を解読したと言える。よって、判定基準に基づけば遠峰の勝利でも、ロベール先生は「本当に理解した」とはどういうことか問うているんだな、と。
これが仮に小説だったとしても、かなりの読み応えだったことでしょう。相当考え込まれてますわ。
あと11ラウンドと「マリアージュ」か、途方もないな……

続きを匂わせちゃってるところもありますが……それは先に観たから知ってるってわけ。
個人的には、先にドラマを観て全部知ってから原作に手を伸ばすのが好きです。ここをこうしたのか!と、ほぼ二次創作の領域だと思うことも少なくないですが……
だって違いすぎるやん、雫がカミーユに、神咲豊多香がアレクサンドルになるんだもん。
それでも、ちゃんと受け継いでる。とはいえ原作は原作で完成されている。
だから「原作」(あるいは元になった事実)とドラマ(など)は別物と捉えたい。

こう言うと、原作リスペクト!と言ってるようにも聞こえますが、ちょっと違う。

「新宿野戦病院」で、悲劇か喜劇か決めるのは堀井さんが決めること、と横山先生が言ってた。堀井さんはもちろん実在しません。でも私は
(,,ºΔº,,*)‪💡‬ピコーン
となった。確かに、堀井さんが自分で決めることだわ!
あと「光る君へ」ではついに源氏物語を書き始めた!
まひろ「人とはなんなのでございましょう。」「物語は生きているのです。」「おかしきことこそめでたけれ」
光源氏は道長かと思ってたが、あれ⁉️
源氏物語の内容をよく知らないから細かくはわからないけど、自分の経験を使って書いていくんだろうということはわかった。ありとあらゆる経験を詰め込んで、一生を懸けて書いていくんですね(  ߹꒳​߹ )ヒィンわかる。物語が生きている、物語の中身は人、つまり架空だろうが関係なく産まれた人は生きているってことかな。
……みんな人なのですね。
人間(≒登場人物)リスペクト!

人を理解するには……哲学や心理学らへんをやればいいかな。
あっ、そういえばAI診断、あ、エルカノではないです、性格診断です。わたくしXもやってますが壁打ちばっかりです、でもなかなか面白い結果が出たので共有。笑

人工知能、まだまだだね😌😌

脱線失礼しました。戻ります。

人を理解するには……哲学や心理学らへんをやればいいかな。基盤になる学がないと理解なんてできないので。その他諸々、挙げ始めたらキリがないくらい、学ぶことがありすぎる。つらっ(この「つらい」は「マジ無理なんだけどwww」なノリの「つらい」です、わろてます)

あーー終わりが見えな~い!!

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