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旅暮らしから定住、そしてそのあと

2021年は、数年ぶりに「定住」というものをした。
コロナもあり、派遣薬剤師やライティング講師など、「呼ばれた場所で仕事をしながら暮らす」という働き方から"そろそろ1度、区切りをつけるタイミングなんだろうな"と感じ始めていた。

そして、ある程度仕事の区切りがついたタイミングで、パートナーと生まれて初めての「同棲」をスタートした。


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パートナーは日本育ち、日本語ペラペラのブラジル人Webエンジニア。外見は「陽キャ、クラブ行ってそう」と言われるが、中身は正反対。そして、なんと7歳も年下で、まさかこんな人が自分のパートナーになるとは夢にも思っていなかった。でも、大人っぽい見た目と思考力の深さから、いつも「自分よりかなり年下だ」ということを忘れてしまう。

お互いに初めての同棲だったので、手探りで準備を始めた。
「住居にお金をかけるのでなく、貯金や投資に回したいよね」という考え方が一致したので、選んだ家は全てが完璧ではない。

しかし、立地がよく、近くに色々なお店があり、生活のしやすさが揃っている環境なので、2人で楽しく過ごすには十分素敵な家だった。2021年、私たちはそんな場所で定住をスタートした。


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同棲を始めたばかりの頃は楽しかったが、2人で暮らすとなるとお互いの色々な面が見えてくる。それを通して、自分の不甲斐なさや直すべき部分が浮き彫りになる。でも「2人で楽しく過ごすこと」が目標なので、原因を考えルールを決めてどんどん快適な生活になっている。

これは、パートナーの思考力の深さのおかげでもある。そして、落ち込みやすい私の感情の変化にすぐ気がつき、話すまでじっと待ってくれる強い忍耐力のおかげだ。

私が自分のサービスを運営しているときも、隣で「自分でサービスを生み出すのはすごい」とずっと褒めてくれている。悩んだ時やうまくいかない時は、論理的に相談に乗ってくれるし、遅くまで作業会やMTGをしていても応援してくれる。そして、1番嬉しくて大事なのが、無条件に味方するのでなく、私が悪い部分はしっかりと伝えてくれるところだ。こう思い返すと、やっぱり7歳も年下だとは思えない。


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パートナーはWebエンジニアで外国人。本場のアメリカで仕事をしたいという夢を持っている。私も以前から海外移住に興味があり、すでに薬剤師を辞めてオンラインの働き方に移行している。まだ数年先になるが、次の夢は2人での海外移住だ。

今年から、ついにパートナーが海外移住に向けて本格的に活動を始めた。正社員を辞めフリーランスとなり、海外のオンライン大学でWebエンジニアの学位取得をスタートするために動き出したのだ。(海外就職のためには、大学の学位が必須であり、正社員だと大学に通う時間が取れないらしい)

パートナーが正社員を辞めた時、「2人で海外移住をする夢」の現実味がグッッと増した。自立できるように、支えられるように、私ももっと頑張らないといけない!と、気が引き締まった。


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現在、私は自分のメディアサービスを運営している。
個人でスタートしたものだが、応援してくれる人や協力してくれる人のおかげで「個人のメディアとサービスなのにすごいね、好調だね」とよく言っていただける。
「過去の自分のような人を応援できたら」と始めたものだが、意外と「過去の自分」のような人は多く、そんな人に喜んでもらえたり力になれたりすることがとても嬉しい。

2022年は、さらに自メディア・自サービスに力を入れていきたい。
"オンラインでも、海外移住しても、医療資格を生かして過ごせるよ!"と体現できるよう、未来に向かって。



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