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[詩手帖]その感覚なら知っている

この連載は…
八燿堂の中の人、岡澤浩太郎が、40代半ばから生まれて初めて詩を書きました。粗さが残る感触もそのままにお楽しみいただけましたら

夜に移る空と
影になった森の淵
三番目か四番目の星と目が合った
なんでかわからないけど
ここにいるのに
くっついて
震えて
2ミリぐらい浮いてて
止まる
風が流れて
音が溶けて
体が薄れて
消えるけど なくならない
あっちの光になる

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多くのご支援ありがとうございます。木々や星々は今日も豊かさを祝福しています。喜びや健やかさにあふれる日々をお過ごしください。