ニューボーンフォトって怖いもの?
最近、撮影させていただいた方にお話しを聞いていると・・・
ニューボーンフォトって怖いのかなって思っていました・・・
・なんとなく怖い
・ぐるぐる巻で苦しそうに感じてしまう・・・
・寝ている写真ばかりでなんとなく"よくない印象”をうける・・
今回は、そんな「よく目にするニューボーンフォトが怖い」と感じる理由を因数分解してみたいと思います。 (あくまでも個人的な見解です)
もちろん、一般的に多く目にするのは「赤ちゃんが寝ているソロショット」だし、そういった写真が好きな方は日本だけじゃなく、世界にもたくさんいてメジャーな写真です。
海外では、産まれて退院後、その足でスタジオに出向き、赤ちゃんのソロショットを撮影して→ポストカードなどで「産まれました!」のお知らせをするのが一般的。だからニューボーンが習慣化しているという背景があります。
昨今、日本に入ってきているニューボーンフォト の多くが海外の写真なので大多数がそういう写真なのも頷けます。
感覚や、思うことは、人それぞれ違って当たり前。
「どんな写真が好き?」
それぞれの感じ方があります。
私は同じ母親として、ママの気持ち・そして「赤ちゃんの気持ち」も考えながら常に撮影しています。
大人の好みでいえば、もちろんどんな写真でもいいと思う。でも、大きくなった赤ちゃん自身がみたとき。嬉しくなるのってどんな写真なんだろう?
周りにお花やアイテムを置かれた独りっきりの写真?
グルグル巻きになっている写真?無理な姿勢をさせられている写真?
アラフォー世代の私の子ども時代、もちろん写真は家庭で撮る程度だったので、父や母に抱っこされている古い写真やお風呂に入れられている記録のような写真しか残っていません。
でも、それでも、若い日の父や母の姿に抱っこされている自分をみて「愛されていたんだなぁ〜」と感じたことを今でも覚えています。
時が経っても、5年後、10年後、結婚する時・・・赤ちゃん自身が幸せに感じられる自身のはじまりの物語は「親子の絆を感じられるニューボーンフォト」 なんじゃないか。
そう思うのです。
怖いというのは、、、
どんな赤ちゃんでも寝顔の写真って。
個性はもちろんあるけれどどこか似ていて。みんな同じように見えてしまう。似た写真を並べたらどれが自分の子かきっとわからないかもしれない。・・・
また、
グルグル巻になって出ているのは顔のみ+眠る+お花で囲む+シックでダークな色調=「死」を連想してしまう方もいるかもしれませんね。だから見る人によっては「怖い」というイメージに結びついてしまうのだと私は考えます。
そんな怖いというイメージをもつ方は、まほうのたねのニューボーンフォト を選んでくださいます。大勢でなくていいんです。感性は様々だから。
こんな風に撮って欲しいな。そんな方のために撮り続けます。
ちなみに、私は赤ちゃんのソロショットを撮らないなんて言ってません
でも、撮るときはルールはありません。
寝てなくてもいいし
泣いていてもいい
起きていてもいいし
ママに抱っこしてほしくてもいい
ありのままでいい
産まれたままのあなたでいい
「生きている赤ちゃん」を残そうと思いながらシャッターを切っています。
寝ていなければ撮れないというshotもありますので、必ずもご要望にはお応えできない場合もあります。ご了承くださいね。
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NewbornPhoto studio mahonotane
齊藤初美 (Hatsu)
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