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「なぜ、その答えになるのか?」
仕事から帰ると、宿題をしながら泣いている息子がリビングにいた。
うちの長男(小3)は、親に似たせいなのか、算数がめっぽう苦手科目。
毎回と言っていいほど、理解の出来ない問題があると「わからない!」と連呼し泣き喚く傾向がある。
わからない問題があると、問題文を読も理解しようともせず、諦めようとしてしまう。
教えようとするも、全く聞き耳も持たずで宿題が進まない。
そして、計算式や内容の意図をすっ飛ばして、答えだけを求める。
教える側としては、答えだけを教えれば、泣くことをやめ、宿題を早く済ませることができ、
親としては、出来ればそうしたいところ。
しかし、その場だけは解決するかもしれないが、「なぜその答えになるのか?」の過程を理解できない限り、繰り返されるのが容易に想像できてしまう。
・一緒に声を出して問題を読む
・読んだ内容を子どもと確認する
・子どもがどこにつまずいているか、理解する
メモなどを使って説明する
・説明のステップを細かく分け、子どもが理解できたか確認しながら進める
・説明が理解できたら、子どもが自分で解いてみる
今回は、上記の点を意識しアドバイスをしてみると、問題の意図や計算式を理解することが出来き、一人ですらすらとやり遂げることができた。
この手のシーンは、ビジネスや社内でもよく見受けられる。
上司が部下へ、ある雑務を「この業務をやっといてほしい」など任せること。
これはいわゆる放任だが、宿題ができない子供に答えだけを教える状況と非常に似ている。
上司側は、なぜその業務を任せて、
どうのようになってほしいのか(目的)
それらをしてどのようになるのか(理想像)まで、部下へ理解させる必要がある。
冒頭にも書いたとおり「なぜ、その答え(結果)になるのか?」まで、伝え落とし込んでいかなければならないと再認識させられた。