好きな本
今までで一番好きな物語系の本は、色々理由あるけど「レディ・プレイヤー・ワン」かなぁ。
スピルバーグ監督の映画を先に見たけど、内容かなり違ってビックリした。
ゲームの内容3つとも全部まるで違うんだもんな。確かにあれは映画的には映えないだろうけどさ。
映画の方も好きだけど、原作の方はもっと深みがあって面白い。
物語中に色んな作品が登場するけど、まったく関係なく、キッカケあって見たことがあった「ウォーゲーム」だとか、そういう作品がメインに登場して興奮した。
当時はたいして興味が惹かれない映画だったけど、こんなところでまた見ることになるとはと思って面白かったなぁ。
あとやっぱり「ブレードランナー」のシーンは最高に興奮した。
次点で好きな本は、子どもの時に図書室で読んだジュール・ベルヌ作品の「海底二万マイル」か。
月世界旅行とか、地底探検とか、十五少年漂流記とかも大好きだ。
図書室に置かれてた古めかしい装丁の本が格好良くて、満足に字も読めなくて、たいして内容わからないのに読んでた。
読めないなりに単語単語で想像して、読めるとこだけ読んで、海底二万マイルの海藻タバコのシーンで、いったいどんな味なんだろうと思って楽しんでた。
最近読んだ本だと、ジョージ・オーウェルの「動物農園」も好きな本だなぁ。
大人になってから自分は物語系の本よりも、学術書とか、古書とか、エッセイとか、そっちのほうが面白く感じることに気づいた。
だから本っていったら、たいてい物語系の本を指して言ってることが多いのちょっと嫌なんだよな。
そういう本だと、ハヤカワ先生の「思考と行動における言語」が一番好きだ。
当時の自分の状況が大きいだろうけど、読んだときに衝撃を受けたからなぁ。
あとは加藤周一先生の本とか、北野武さんの本とか、森田義之先生の「メディチ家」とか好きだ。
図書館で借りて読んだ、新井潤美先生の「執事とメイドの裏表」とか、小林 章夫先生の「コーヒー・ハウス」とかも面白かった。
絵的に強く印象に残ってるのは、布施英利先生の「脳の中の美術館」か。
その中で使われた写真の1枚が、自分の好きな北野武監督の映画の色使いにそっくりで、それが凄く脳裏に焼き付いてる。
いや、色々面白いもの見てきたなぁ俺。