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【退職 13】記念品のはなし 2023年7月14日(金)
送別会で記念の品をいただけるそうで、希望を聞かれてた。
私も過去贈る方を何度かやってる。いい万年筆、ブランドのお財布といったリクエストをいただいてたなぁ。
32年も勤めたから、記念になる品物がいいなぁ。身近に使うものがいいなぁ。使う時、これは勤めた記念にみんなから貰ったんだって気持ちがあったかくなるものがいいなぁ。
そんなことを考えていた。
色々考えたり、周りに相談したりしたけど、自分では買わないちょっと背伸びしたお店の帯〆にした。
この帯〆を巻いて、勇気をもらって守ってもらう。
結構ロマンチストだった。
ちなみに帯〆買ってくださいと言われても贈る方は困るはずだし、私も趣味が違うのが来ても困るので、具体的にこの商品とお店に選びに行って決めて来た。決済と送付は贈り主にお願いにした。お店、そういうのに柔軟に対応してくれた。
あと、お店の場所、新入社員で最初に通っていた研修センターのすぐ近くなので、ついでにそのフロアまで行ってみた。今は別の会社になってるけど、構造は当たり前だけど同じで、その頃が立ち現れてくる。プログラミングの研修がイヤでちょっと書いてはお手洗いに立ってたのを同期に気付かれたな。偶然学生時代の友達がトイレの窓から見える隣のビルに勤めてて、手を振ってたな。着ていたスーツ、髪型、女の子でいつも食べに行ったランチ。たくさんの時間を重ねたはずなのに、ありありと浮かんで距離感がわからなくなる。
ヘッダー写真はこの日開いてくれた会社女子メンバーでのランチ。