見出し画像

なぜアスリートにマグネシウムは効果的なのか? ~パフォーマンスミネラルとしてのマグネシウムの役割~

アスリートにとってマグネシウムは重要なミネラルで、足つり予防やパフォーマンスアップに役立つと考えられています。
しかしそんなことを考えながらスポーツしている人もほぼいないと思いますし「なぜアスリートにマグネシウムが効果的なのか」という話を3分でイメージできるようカンタンにまとめますね。

そもそも運動などでカラダを動かすとき、筋肉を曲げる(収縮)&伸ばす(弛緩)ということを行っています。
その際ミネラルが必要になるのですが、曲げるときはカルシウム、伸ばすときはマグネシウムが使われます。

しかしここで厄介なのが、現代人マグネシウム不足問題。
現代の食材はマグネシム含有量が低下していることに加え、インスタント食品やファストフードなど食生活の変化も相まって、日々の食事でマグネシウムを充分量摂取するのが難しくなっています。

また、汗をかいたときマグネシウムはカルシウムより多く失われるので、練習LOVEなアスリートほどマグネシウム不足を招きやすいのです。

そもそもマグネシウムが足りていないことに加え、発汗による排出が追い打ちをかけ、カルシウムとマグネシウムのバランス(カルマグ比)が崩れるという悪循環に。

つまり、マグネシウム不足とはカルシウム過多をも意味し、筋肉の収縮が過剰に起きやすくなり、うまくカラダを動かせなくなったり、足をつってしまうと考えられています。

いわばアスリートにとって、マグネシウムはパフォーマンスミネラル。
レースでPB更新を目標とするランナーやポイント練習の質を高めたいとお考えの方には、日頃から意識して摂取することでコンディションアップにつなげるのがオススメです。

いいなと思ったら応援しよう!