【レイキヒーラーの心得】
ここまでで
「レイキってなに?」
「どんな歴史があるの?」
「レイキの特徴は?」
といったお話をしてきました😊
今回はレイキヒーリングを行う人、レイキヒーラーの心得についての話をしていきます。
【レイキの通り路になる】
レイキ療法を行う際、癒しを起こすのはレイキの実践者(レイキヒーラー)自身の力ではなく、レイキのエネルギーに触発された相手の方の自然治癒力・免疫力です😳
それだけに、レイキヒーラーは「自分は単なるレイキエネルギーの通路である」ということを理解した上でヒーリングを行なっています。
もしヒーラーが「私が治す」「私の力で」と思い込んでしまうと、その想いはエゴ(我欲)となり、エネルギーの性質に影響を与えてしまいます😧
ヒーリングで「エネルギーを送っていたら調子が悪くなってしまった」という話をよく聞くのは、純粋なエネルギーではなくエゴのエネルギーを通したことで『自分』を消費してしまったせいではないかと考えられます。
レイキヒーリングではそうした我欲ではなく『レイキの通り路』に徹することで効果的に作用していくのです☺️
【瞑想によって自分を見つめる】
とは言っても人間誰しも欲があり、エゴを抱えながら生きているものです。
美味しそうな物を見れば「食べてみたい」と思い、
楽しそうなことがあれば「やってみたい」と思い、
日々「満たされたい」と思いながら、自分を満たすものを欲しがって生きています。
「そうした欲が良くない」といった話ではなく、そういう自分がいることを内観することがレイキヒーリングには大切なのです。
なぜなら、欲を抱く自分を「観測する」ことで自分の思考や感情を認識し、自分の状態をニュートラル(無)に戻すことができるようになるからです。
そうなると普段から内観する習慣が求められ、レイキヒーラーの多くは瞑想によって内観する時間を設けているのです😌
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以前、レイキの特徴として「誰でも使え、能力は一生失われない」こと、「やり方は簡単だが、レイキの施術は難しい」ことをお話しました。
それは『我欲と向き合う』という姿勢を消費社会で維持するのが難しい、といった意味合いでもある訳です。
「スマホ一つで大抵の欲が満たされる社会」に慣れた私たちは、脳の報酬系の仕組みによって『意思』ではなく『快楽(欲)』に突き動かされていること自体に気づいていません😔
そうすることで自分が満たされるから動くと、脳に思い込まされている。
そして「快楽に従わされている自分を疑う」のは、ともすれば自分の存在そのものを疑うものではないかと誤解しているのです。
欲も、感情も、思考も『あなた自身』ではなく『癖(くせ)』です。
あなたの脳が効率よく快楽を得られるように組み立てた習慣でしかなく、その習慣によって動かされていると気づいたその日から、「私はこういう人間だ」という思い込みから抜け出すことができるのです☺️
この辺りの考え方はダイエットにも通じるところがありますね😆