今日の昼勤務に入る前にミーティングで管理者の方から「今朝、ご家族の方よりアルバイトの○○さんがお亡くなりになりました」との突然の訃報の知らせが有りました。
この方は69歳の方でした。私が今の部署に来た時ですから10年程前から(それ以前からも)ずっとアルバイトを勤められていた方でその当時は夜勤をされていました。
私より17歳も歳が上なのに、いつも丁寧に挨拶をされて、いつも敬語で話されて…いつも笑顔で…
今、仕事の休憩時間にこのnoteにしたためています。
まだ一昨日の3連休明けの火曜日には一緒に仕事をしました。
22時仕事終了の3分程前に
(私)今日は連休明けですので仕事量が多かったですね。
(○○さん)えぇ、この歳ではキツイ量です。💦
(私)いつも、お仕事有難うございます。
(○○)いえ、いえ、とんでも無いです。
…これが最後の会話になってしまいました。
今日は乱気流の様に心が乱れ、いつもの自分では居られませんでした。
日付を超え、夜を超え、朝を迎え消耗激しい戦場を共にかいくぐって来た戦友の様な...また残念ながら私には得られなかった、感じられなかった亡くした実父の変わりの「仕事上の優しい父」
その様な存在でした。
明日どうなるかなど誰にも分からない。いわんや人の生命など。
今日、今、この時を大切に悔いなく生きなければと強く思いました。
まだ新プロジェクトも軌道に乗っていない矢先の受け入れ難い「青天の霹靂」以上のこの事実。
どうしても書かずにいられませんでした。
私の好きな戦国武将の一人である織田信長公
好んで舞い謳ったとされる「敦盛」にこのフレーズがあります。
「一度生を享け滅せぬもののあるべきか これを菩提の種と思ひ定めざらんは、口惜しかりき次第ぞ」
現代訳すると以下の意味だそうです。
「ひとたび生まれて滅びぬものなどあるはずがない。これを悟りの境地と考えないのは情けないことだ」
分かります。ただ今は…
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。