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驚愕・驚嘆のカラスのIQとその理解者達。
カラスの知能が高いと言うのは周知の事実であり街のゴミ置き場を集団で啄み、荒らしてしまうという悪いイメージの方が多々あります。
私自身詳しくは知りませんがカラス自身のチカラでは決して食べられない物、例えば硬い木のみや貝類等をカラスはどうやって食べているのか?
車が通る道にそれらを置いておく。ちゃんと車輪が通り、踏む場所を計算して。
車が通ったあとに何の苦もなくそれらを食する… これだけの知能でも凄いと思っていました。
カラスは鳥類の中では群を抜いての1位で小学校低学年並みのIQの持ち主だそうです。
昨日、たまたまテレビでスウェーデンのタバコの吸い殻問題を見た。どうやら日本とは違い、タバコのポイ捨ては日常の風景らしい。その為年間約10億本のタバコの吸い殻が街中に発生すりとの事。
この問題解決の一端に着目されたのがカラスのIQと学習能力であった。
カラスの習性を利用し、街中に捨ててあるタバコの吸い殻を口にくわえ、ある装置の投下口に吸い殻を口から落下させるとご褒美に餌が出るのである。
実験として飼いならされたカラスにこれらの事をさせたら僅か2日で完全マスターしたとの事。ご褒美の餌が出る装置を覚えたカラスを自然に放ち、野生のカラス達が真似して覚えるのに一ヶ月も掛からないだろうとの試算である。
人が吸い殻1本拾って処理するコストは約35円に対しカラスは僅か3.5円で済む。カラスしか届かない様な狭い、細い場所に吸い殻があるケースも多く人的コストは1本辺りその位であろう。
「街の汚し屋」から一転「街のスイーパー」へ…マイナスを見事プラスに変えたのである。
カラスの習性やIQの高さは前述の通りであるが、カラスの事を知り尽くしてこのご褒美にエサが出る装置を考えついた人の閃きや発想力・センス・感性の素晴らしさになお驚きました。
「あっ」と思わせる程の発想の転換や閃きに1円のコストも掛からないし、その着眼点が誠に尊い事だろうなぁと😌
イメージを膨らませ発想力やセンス、感性を磨けば自分だけでなく世のため人のためになると強く感じ、私もかくありたいと強く思った今日この頃でありました。