戦国武将から投稿するシリーズ➀ 風にたなびく風林火山。その旗の先には...前編
風林火山とは
其の疾きこと「風」の如く 徐か(静か)なること「林」の如く 侵略すること「火」の如く 動かざること「山」の如し
孫子の兵法書から信玄公が取り入れ自軍の旗に記したものです。
コチラは↓以前投稿しました孫子の兵法に関する記事です。
正確には風・林・火・山・蔭・雷まで続きます。(知り難き事「蔭」の如く・動く事「雷震」の如く)
1988年にNHKの大河ドラマ「武田信玄」も放映され、当時高校生だった私は(例のあの頃😎💦)毎週欠かさず観ていました。
晴信公の母「大井夫人」扮する若尾文子さんの語りべ毎話の冒頭の「我が子晴信は…」と最後の「今宵はここまでに致しとうございまする。」は自身は霊魂となり愛しい息子の側でいつも見守る文字通り「お母さん目線」で語られており物語が慈母愛的、彩華的な所も斬新でとても印象的でした。😌
👇の動画はNHK大河ドラマ 武田信玄OPです。壮大にして雄大、甲斐・信濃の山々や富士山、ジャンプする躍動感のある騎馬軍団の動きや火山の中を走り抜ける姿🐎疾走する騎馬の蹄の音が聞こえて来るような…カッコ良すぎてトリハダが立ちまする〜😭 是非ご視聴下さいませ。
当時まだ25歳とは到底思えない中井貴一さんの濃厚で絶妙かつ繊細で「目で物を言う」が如くの演技も相まって本当に面白かったです。✨👌👌👍👍✋✋💯✨
👇この動画は長尾景虎、後の軍神「越後の龍」こと、生涯のライバル上杉謙信公との最初の心理戦とお互いの展開の読み合いがとても面白いです。✨
少しでも相手の素性を探るべくあらゆる手段や情報網、間者や乱破(スパイや忍者)等々を放ち、情報収集を行う。
「彼(敵)を知り己を知れば百戦殆うからず」
因みにその続きとして「彼(敵)を知らずして己を知れば 一勝一負す」
勝率は5割、フィフティ・フィフティと...
「彼(敵)を知らず 己を知らざれば 戦う毎に必ず殆し」
相手の事も自分の事も知らなければ勝負は必敗であると。う〜ん。なる程、納得🤔
相手の腹の探り、裏を読み、その場その場に応じた臨機応変な戦略を立てる。
「兵法は詭道なり」
この動画に孫子の兵法の教えが随所に表現されています。😌
戦国武将 「甲斐の虎」の異名を持つ武田信玄公の名言
「人は城、人は石垣 人は堀、情けは味方、仇は敵なり 」
意味としては
「人材こそが強固な守りになる。情けは人の心をつなぐことが出来る。しかし仇が多ければ結局は国を滅ぼす事になることになってしまう」
この言葉通り、人、家臣、人材をとても重要視され、現代の日本的マネジメント、特に人材マネジメントにおいて学ぶべき点が多いと思います。😌
これはあくまで単なる私の持論なのですが…
戦いにおいて「攻撃は最大の防御なり」と言われますがむしろ
「防御は最大の攻撃なり」
かと。
脇を固め、付け入る隙がない程の防御をすれば相手は攻められない=コチラから自由に攻撃が出来る。
「抑止力」にも通ずると思いますし堅固過ぎる防備は相手の戦意をも消失させこれ即ち「戦わずして勝つ」と。
…後日の後編に続きます。
今宵はここまでに致しとうございまする。😌