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「瞳を閉じてたべる」と見えてくる世界

おはようございます。
今日は「瞳を閉じてたべる」と見えてくる世界。というお話です。

実際に瞳を閉じることはできないのですが、そっとまぶたを閉じて気持ちを
落ち着かせる。ゆったりとした気持ちで過ごして欲しい。

という思いで「瞳」という言葉を使いました。
私たちは、本当に日々目から入ってくる情報に助けられて生活しています。
でも色んな情報が入ってくるぶん、集中もなかなかできないのも事実です。

では、少しだけまぶたをそっと閉じてみてください。

何が聞こえますか?
もしかしたら、何かの情景がふと思い浮かぶかもしれません。
目からの情報を一時的にシャットダウンすると普段意識していかなった
音やまぶたを閉じた時の感覚とかの体の変化や違和感に気付いていけます。

食べた後にまぶたを閉じてみると・・・・

私はつい先日、久しぶりに一口ご飯を食べたあと、そっとまぶたを閉じてみました。
最初はご飯の粒が舌に当たる感覚。最初はつぶつぶしているけれど、
噛んでいくと、その粒が小さくなったなー。とか、
今回は少しやわらかめだったなー。と触感を楽しんでいました。

そうすると自然と、この食感は何の食べ物に似てる?
と、考え始めました。
最初のつぶつぶ感は見当たらないけど、粒がつぶれてくると、口の中に広がる感覚がかぼちゃに似てる?

もうちょっとどんな感覚かを確かめるために噛んでおこうかな。
といつもより集中していました。

「食感」と「心」は繋がっている

私は1個のおにぎりを食べ終わった後、
「私はどんな食感が好きかな?」と考えてみました。

私は、硬い・パリパリとかいう食感が好きかな。ということに気がついて
じゃあ、硬いとかパリパリ食感は何だろう。と思って

「あ!ポテチとかおかき系だ」となりました。
私はどんな時に、パリパリと硬いものを食べてる?と振り返ると
落ち着きたい時、イライラを抑えたい時に食べていました。

仕事をして1日色んなことがあって、「疲れたー」と思いつつ
夕飯を食べた後のおやつタイムの時、パリパリポリポリとせんべいを
食べていた時に、「私は落ち着くために食べているんだな」と意識を
せんべいと食感に意識をむけて食べることができました。

その瞬間に「せんべい=落ち着く」とラベリングしたことで、不思議と

せんべい食べたら落ち着くわー

と思えて、実際に何だかわからないモヤモヤがしめる心のスペースが小さくなっていきました。

今回私は、目を閉じておにぎりを食べたことで、食感を楽しみ、そこから好きな食感、そしてなんでその食感が好きなんだろう。に繋がっていきました。

そして、まだまだ不安やイライラを食べることで解消しようとしている自分がいるんだなということに気付ました。
気付いた自分に「そっかー!そうなんだね♡」と声をかけました。

「今ここ」「私」に意識を向けると、良い部分よりも悪い部分・ドロドロした部分が出てくることがあります。

「今の気持ちに気付いた時」にすること

そんな時「そんなのダメやんなー」とバツをつけるのではなく、
「そっかーそうなんだね♡」と声をかけてみてください。
まずはそんなところからで大丈夫です。

今日、何か一口食べたとき、ゆっくりと瞳を閉じて「あなた」自身を観察してみるのはいかがでしょうか。
意外なことがわかるかもしれません。


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