若者の就職事情〜ワーホリ渡豪
今日息子がオーストラリアのメルボルンへと旅立って行った。
ひとり暮らしを始めると言って出て行ったときより寂しいかも。1年間会えないし、なにより遠過ぎる。
最近になってネットニュースでオーストラリアのワーホリの人達が職に就けず配給を受けていると知った。息子にも言ったが「当てがある」と息子は言った。
そもそも何故オーストラリアへワーキングホリデーに行ったのかというと、前職に不満があったからでも転職したいという願望があったからでもない。
英語力をもっと身に付けて前職よりも高みを目指したいらしかった。(知らなかったのだが、ワーホリって20代にしか出来ないのだそう)
意気込みは立派だが心配だ。単なる旅行ではなく、1年間もしくはそれ以上、働きながら住むのだから。
しかし、この話を息子から聞いた時私は勿論反対などしなかった。「可愛い子には旅をさせろ」だ。
5歳のとき、「ユウタは旅に出る」と自ら言っていたのを忘れはしない。有言実行はとてもよいこと。
ところで息子の彼女のことを訊いたが、彼女が旅行でオーストラリアへ行くらしい。…関係は終わらないのだな。
息子は遠距離恋愛には免疫がある。高校生のときから付き合っていた彼女が、東京の大学に進学しその後も何年か付き合っていた。すぐに別れるだろうと思っていたのだが。
別れた理由は聞いてないな。喧嘩別れだろうか。
話を『今』に戻す。16時のフライトだと言っていた。シンガポール経由で、シンガポール空港で4時間も時間を潰すらしい。メルボルンへは明日10時着予定。
今朝になって、「あっちの空港からゲストハウスまで電車とバス乗り継がなあかんねんけど、どうやって乗るんかな。…まあ行ってから誰かに訊いたらいいか」とか「換金てクレカでできるやんな」と言っていた。
…大丈夫か?
本当に今日行くのか?と思ったが、友達の迎えの車が来て、「着いたら連絡する」と言って出て行った。
早く明日にならんかな。
心配と寂しさがつのる。
身体には気をつけてと祈る。