
Photo by
tanaka_rikuo
息子不登校時代~ゲームとの向き合い方
息子は、不登校になってからも
私が起こさなくても朝は普通に起きてきた。
何も言わなくても、起床してから就寝までの生活リズムも保っていた。
これには、スクールカウンセラーさんも、「そうですか、不登校の場合、朝起きられない子が多いんですけどね」と関心を持っておられるようだった。
ゲームもしっかり時間を測ってやっていた。宿題も、「やらないといけない」という義務感にとらわれていたのだろう。
そして2日目に伝えた。
「今は好きな事をして過ごしたらいいよ」
「ゲームも、時間守らなくてもいい。」
「宿題も、しなくていいんやで。したいと思ったら、すればいい。」
3日目頃までは、自分から姉に「宿題持って帰ってくれた?」
と自分から聞いていた。
ちょこちょこと、宿題をする。
見ていて、「学校に行くこと自体が嫌」には感じない。
4日目頃からは全く宿題に手をつけなくなった。
ゲームの時間は格段に増えていた。
そして、不登校終盤。
ゲームを好きなだけすること自体は構わない。
好きな事をしてリラックスさせる目的で。
朝の腹痛は、毎日から一日おき位に減り普段の元気を取り戻しつつある。
今度は、ゲームに「依存」してしまう事と、それが原因で不登校が長引く事が心配になってきた。
今、このタイミングだと思い
「明日からは、ゲームの時間を、元の1時間に戻そうか。」
と聞いてみると、素直に受け入れてくれた。
「今日から」と言わずに「明日から」と言ったので、息子なりに心の準備ができたのかな、と思った。
「学校に行こう」という気持ち、体調の改善、ゲームに頼らない生活。
段々、元通りに近づいてきた。
そろそろ学校へ行く準備はできてきたかな?
後は、「いつ」行けるかな?
行けるようになるかな?
それはわからない。
明日の気分に任せよう。