孤独な人へ。

スーパーで買った惣菜のサラダにのってたパプリカがハートの形だったので、なんだか嬉しくてジーンとしました。

それくらいに孤独だなーという日々を過ごしています。

孤独とはいえ近くに家族はいるし、仕事では必ず誰かに会うし。ひとりぼっちでいる時間はほとんどないので、それは救いだなぁと思っています。こんなに心が孤独なのに、近くに人がいない状態だったらと思うと、この世に存在していることすら厳しかったかもしれません。

寒さのせいか、なんのせいか、近頃はめっきり本当に、「寂しいなぁ。」と思っていました。そんな中、気がついた事がありました。それは、夫といるととでも緊張している。という事です。

夫婦仲は良い方だと思います。でも、いくつか引け目だったり気遣いだったりがいつも出たり引っ込んだりしていて、それに敏感になっている自分がいる。少し前までは安心感を抱いていたはずなのに、最近はいつも何か緊張しているなぁ、体がこわばっているなぁ。と感じます。何が原因なんだろう。。。それに気づくのにはもう少し時間が必要な気がします。

ここ1週間くらいサボっていた阿字観を久しぶりにやりました。いつも始める前と後にシンギングボウルを鳴らすのですが、始める時は左回りに鳴らします。左回りは自分を整えるために鳴らす音、右回りは自分以外に届けるための音。そう決めています。

いつも右回りにまわすとき、今私がいる場所から、街、東京、関東、日本全体、そして海を超えてお隣の国、どんどん広がって世界へ、世界へと、そんなイメージで鳴らして、「この音が世界を癒しますように。」と祈りを込めていますが、今日はなんだかいつもと違いました。

右回りに鳴らしながら、「ここにいる全ての魂に、その外へいる魂へ、海を超えて遠くにある全ての魂が癒されるように。」と勝手に思い始めました。

阿字観をしていると半眼の中でいろんなイマジネーションが見えます。今日はいわゆるバケモノのようなイマジネーションが見えたり、頭の中でいろんな言葉が巡っていきます。その中で、「癒されるのは何も生きている者の魂だけじゃない。」という言葉が横切りました。そこから多分、右回りにシンギングボウルを鳴らす時、

ここにいる全ての魂に、その外へいる魂へ、海を超えて遠くにある全ての魂が癒されるように。

という言葉が浮かんだんだと思います。

孤独でも阿字観がある。どんなに心が揺れ動こうがそんな時に、Just sit down。まずは座って呼吸しよう。そしたら、孤独な私でもだんだんと、自分以外の安寧を祈りながら、鐘を鳴らす事ができるんだなぁ、とそう思ったのでした。

孤独。大丈夫。