Vol.24 委員紹介①「地域の想いを引き出す」社協/土本健太さん
『美唄の未来に夢を描く委員会』の委員を一人ずつ紹介をしていきます!
記事を通して、メンバーのまちへの想いや委員会の活動についてお伝えできたらと思います。
1人目の委員のインタビューは、美唄市社会福祉協議会の土本健太さんです!
—こんにちは!今日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします!
—まずはこれまでの土本さんと美唄との関係についておしえてください!
中学まで美唄にいて、高校からは一度美唄を離れていました。
高校進学のタイミングで関西に移り、そのまま大学卒業後数年間は向こうにいましたね。
父親が介護系の仕事をしていたのもあって、大学では福祉系を専攻していました。
学生時代は寮生活だったので、大変な思い出もたくさんありますが、今でも連絡を取るような友達もできましたし、すごく暑かったのを覚えています(笑)
その間も美唄には時々帰省はしていて、小さい頃の思い出が懐かしくなり、美唄に戻ってきました!
—美唄に戻ってきてからは、どんなことをされているんですか?
今は美唄市社会福祉協議会というところで、中でも地域福祉という分野を担当しています。
地域福祉というのは、それぞれの地域において人びとが安心して暮らせるよう、地域住民や公私の社会福祉関係者がお互いに協力して地域社会の福祉課題の解決に取り組む考え方です。(全国社会福祉協議会より)
それぞれの地域にとってどういうことが必要なのかを市民の方と議論したり、ボランティア団体と連携して活動をしたりしています。
地域の方から「助かるね!」「ありがとう!」と言われたときは、やっぱり嬉しいですね。
仕事以外では、地域のバスケットボールチームやスポーツ推進委員の活動にも参加をしていて、少しでもまちが良くなることに貢献できたらと思っています。
—はじめて委員に推薦されたとき、正直どう思いましたか?
仕事で市役所に行ったときに、「福祉分野から委員会に参加してもらえませんか」と声をかけられました。
基本的に誘われたら、断らない主義なんです(笑)
正直言うと、まちの20年後なんて想像できませんでしたが、自分たちの意志で未来を創っていくというところに共感して、参加を決めました!
—委員会を進めていく中で、何か変化はありましたか?
はじめは「美唄なんてなんにもないよ、、」と思っているところもありました。
でも委員会の回を重ねていく中で、少しずつまちの見方が変わってきています。
「美唄っていいよな」と思って戻ってきたけど、それから何年も経って、それを忘れていたことに気がつきました。
それはまちが変わったというよりも、美唄の魅力を改めて考えていく中で、まちへの見方が変わり、すでにある魅力を再認識することができたんだと思います。
「やっぱり美唄にもいいところたくさんあるよね」って。
—美唄をどんなまちにしていきたいですか?
委員会やシティプロモーションの取り組みについて、地域の方と話すことがあるんです。
仕事柄、比較的高齢の方も多いんですが、「これまでの枠に囚われないでやって欲しい」と言ってくれます。
2040年には、美唄の人口は半減して1万人になると予測されている中で、その規模なりにできることがあるはずだと信じています。
過去のやり方に縛られるのではなく、これからの美唄にあった豊かさを追求していくのが大切だと思っています。
今あるものに目を向けられるようになったら良いですね。
もちろん取り組みの結果も大切ですが、そのプロセスやつながりも大切にしていきたいです。
—まちにとってどんな存在になっていきたいですか?
これまでキャプテン的なポジションをやったことがないんです。
「キャプテン向きじゃない」とコーチにも言われ、ずっと副キャプテンでした(笑)
大きなリーダーみたいなのは向いていないけど、チームのビジョンをメンバーと共有したり、メンバーの意見をすくい取ったりすることは苦手じゃないんじゃないかなと思っています。
美唄にとっても同じように、丁寧にまちの方の想いを引き出せるような存在になれたらと思います!
ー土本さん、ありがとうございました!