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速く走る為にそんなことをする必要があるのか?と思うことが多すぎる件。

いつもご覧頂きありがとうございます。
パーソナルトレーナーやパーソナルコーチとして、日々運動指導をしております前田です。

今回の記事は無料記事ですので、どなたでもお読み頂けます。
今回は、ちょっと思い立って書くところがある話。なので見出しはなしでいきます!
内容はタイトルの通り「速く走る為にそんなことをする必要があるのか?と思うことが多すぎる件」ということ。

SNSやYoutubeで色々な人が色々なことを発信するようになって久しいですが、やはりその内容というのは玉石混交(残念ながら多くは石)と言わざるを得ません。
このことについて、私は常々SNS等で発信をしているわけですが、何せどこも中途半端なアカウントなので(苦笑)、動画作成が上手だったり、拡散力があったりする人の発信には、完全に埋もれている感じです。
はい、強くなりたいと思います(笑)。

というのはさておき、「色々な人が色々なことを発信するようになって久しい」ということについて、改めて考えてみましょう。
「久しい」ということは、長らくそういうことが続いているということですが、それが意味するのはなにか?
それは……さすがにそろそろネタ切れでしょう、ということ。
速く走る為のこと、そんなにネタがありますか?
もっとシンプルでしょうよ。

SNSやYoutubeを少しでもビジネス的に運用しようと思ったことがある人が、必ずと言っていいほどぶち当たる壁がネタ切れ
ネタ切れになると手を出してしまいがちなのが、「○○やってみた」ですが、さすがに走り方を発信している人はバラエティの方向にはいかないでしょう。
するとどうするか?「細かく切り取って発信する」ということに手を出しがちなのです。
皆が色々と細かいことを言い始めるので、まさに「速く走る為にそんなことをする必要があるのか?と思うことが多すぎる件」という展開になっているわけですね。

細かく切り取られた何某にちょっとカッコいい名前を付けることもよくあります。
その名前を出すと名指しになるので言及しませんが、そのちょっとカッコいい名前に拘ると本質を見失います
結局、何が目的なのか?そのちょっとカッコいい名前の動きなりエクササイズが出来るようになることが目的なのでしょうか?
違いますよね。
速く走れるようになる、ということが目的のはずです。

トレーニングや練習においては、手段が目的化するということはしばしば起こりますが、エクササイズ名やドリル名が付いているものほどその傾向にあるように感じます。
また、その種目が出来るから速くなるのか、速い人がその種目をやっているのか、物事の順番も気をつけて見るようにしましょう。

速く走る為にするべきことは人それぞれ違います。
走るのが速い人がやっていることはその人が更に速く走る為にやっていることであって、その領域でない人がするべきこととは違うはずです。
成長期にいる場合は突然変異的に速くなることもありますが、一般的には基本的なことを適切に反復することで速く走れるようになります。
その反復というのは1日や2日ではなく、もちろん1週間でもなく、数カ月や、場合によっては年単位で考えることです。
「ローマは一日にして成らず」
であり「Easy come easy go」なのです。

結局考え方が大切です。
全ては考え方次第とも言えます。
ということで、速く走る為の考え方が詰まった『指南書』はこちら(宣伝かよ!)。
考え方が変われば、動画を見る際のリテラシーも向上しますよ。

さて、こちらのアカウントで書く記事は、本来指導者向けでもありますので、最後に指導者へメッセージを。
私も日々注意していることですが、発信の内容には十分気をつけましょう。
プライベートなことで何を呟くのも自由ですが、専門的なことを発信する場合、その発信によって良くも悪くも受け手の人生が左右される可能性があります。
「バズりたい」とか「フォロワーを増やしたい」という想いが先走り過ぎて、視聴者に誤解を与える発信をしないことです。
特に、真新しかったり珍しかったりする動きは、良くも悪くもバズりやすいです。
きっとそのことを知ってのことだと思いますが、「速く走る為にそんなことをする必要があるのか?」と、一度立ち止まる習慣を付けましょう。
そんな動画の編集に時間を割くエネルギーがあるなら、目の前の選手にエネルギーを使う方が、きっと指導者としての信用度も高くなるのではないかなと思います。

情報は、受け手を混乱させない形で発信したいものです。

以上、あくまでも私見。
しかし……動画コンテンツ創るのって難しいですよね。
私は本当に苦手です。
でも、ほぼ無編集でもそれなりに売れることがあるので、結局中身が大事なのでは?という考えに、今は至っています。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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