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茶道経験1年目に感じた知ることの楽しさ

茶道を始めて9ヶ月が経った。

この間のお稽古で、お客がお茶杓の名前を聞いたところ、亭主役の生徒さんが「浜千鳥です」と答えていた。
「浜千鳥とは何ですか?」と聞いたところ、8月の季語を表す鳥の名前だそうだ。

茶道は季節を大切にする。至るところに季節を感じるおもてなしが隠されている。知らなかったら「そうですか」で終わる会話も、そのおもてなしを感じる心や教養があれば面白さ100倍だ。

株式会社和えるの矢島さんは、著書『和える』で以下のようにおっしゃっている。

お茶室で亭主が隠した粋な計らいを一つずつ探すことは、宝物を探す感覚に似ていてわくわくします。


お茶室で亭主は、おもてなしの計らいを露骨に説明するのではなく、お客に感じてもらうようにもてなす。粋なやりとりを楽しむ日本文化はかっこいいし、わたしもそれを楽しめるような大人になりたいなあ。

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