親の老後、備えてる?
110本目。写真はCLUE CARD の考案者の小原さん。
地元が同じということで、ネット経由で知り合いました。
このカードは、親の介護観を知るにも使えるようで、、、♬
CLUE CARD については、後で詳しく説明するとして、
今回は、親の老後について書いてみます。
ぼくの実家はどこかというと滋賀県ですが、
両親が二人でいます。高齢者の世帯ですな。
ラーメン屋を引退して早11年。
すっかりご隠居様で、畑の野菜を中心とした食事、
地元の米や、魚は父が釣った鮎など、
自給自足率は高め。
天気が良ければ毎朝散歩。
などなど、かなり健康的な生活を続けている。
おかげ様で、ボケもせず、元気に老老世帯で暮らしている。
とはいえ、ぼくは介護の仕事をしていて、
「親の介護」が突然やってくることを知っている。
なので、備えておきたい。
両親の意向は、何度か確認している。
延命はしない、とか
葬儀はどうするとか。
とはいえ、ぼくは離れた東京にいる。
介護が必要になったとき、
傍にいれるとも限らない。
なので、地元の介護サービスについて調べたり、
介護の知り合いも増やしておく必要がある。
ってことで、コロナ禍ですが、
ワクチンも打ったことだし帰省してきました。
在宅で暮らすため、、、
両親の意向は、
・デイサービスは向かないと思う。
・自宅が基本的にはいい。
・一人になって身体が不自由なら施設もありかも。
在宅での暮らし、看取り。
これも視野に入れて探そう。
■定期巡回型訪問介護看護
・24時間定期的に訪問してくれ、ナースコールのように
困ったときに呼ぶこともできるサービス
・月額は定額。
■小規模多機能型居宅介護
■看護小規模多機能型居宅介護
・訪問してもらったり、通ったり、宿泊も可能。
・月額は定額。
小規模多機能についてはnoteで書いたこともありました☆
こちら「定額!使い放題の介護サービス?」
柔軟に在宅生活をサポートしてくれるサービス、
地域密着サービスのことは、やはり調べておきたいです。
さて、どうやって探すか。。。
ネットでも探せる
介護保険サービスは、情報公表制度があり、
事業所の情報は、市町村のホームページでもアップされている。
普通にググっても出るし、
ネットでも充分に情報収集できた。
定期巡回もカンタキ(看護小規模多機能)もある。
往診もある。
いけそうだな♬
地域包括支援センターでも★☆
足で調べるというか、ネットにはない地元の情報を知るには、
介護の相談窓口、地域包括に行くのもいいだろう♬
ってことで、行ってきました。
・地元のサービスについて
・訪問診療をされている先生について
また担当の方の、これまでのケースについてなど
案外色々聞くことができた♬
さらに、地元の医師が「とあるプロジェクト」
を考えておられるという、耳より情報もゲットできた。
そして、一度でも顔を出して相談しておくと、
事情をゼロから話さなくてもいいだろうし、
担当者の心情として、力になろうとしてくれそうな期待も、、、
地元の介護仲間もできた♬
先に紹介した、ネットで知り合った小原さん
とも、地元でお会いしてきた。
CLUE CARD という介護のカードゲームを考案した人だ。
滋賀報知新聞の記事はこちら
勢いあまって「CLUE CARD ファシリテーター」にもなった(笑)
このカードは、カードに書かれた言葉をみて、
・自分がされたい介護
・自分が老後、したいこと。ありたい姿
・自分がされたくない介護
・自分が老後、したくないこと。ありたくない姿
という観点で選んでいくもの。
介護についての価値観があぶり出される、ってわけです。
なかなか面白くって、
母親ともやってみましたが、
家がいい。
自分のペースで。
などのキーワードが出てました。
親の介護観を知るにもいいな、と思いました。
介護職員の研修にもいいだろうし、
用途は多そうですね。
そんなこんなで、地元の介護仲間ができて嬉しいし、
地元の介護事情も少し聞けた。
備えあれば、、、
まだまだ元気な、うちの両親。
とはいえ、衰えを感じないでもない。
そんなことで、ネットや地元で情報収集をしてみました。
・親自身がどうしたいのか
・地元では、どんなサービスがありそうか
などを予め知っておくことで、
慌てずに済む可能性が上がると思います。
これから親の老後、という方は、
ぜひ、色々と探ってみて下さい。