【映画レビュー】ルックバックを観てきた
はじめに
いま話題の藤本タツキ原作のアニメ映画。
遅れなせながら観てきました。
原作既に読んでいるしなぁというのと、60分弱で1700円か…というセコイコスパ思考で公開前から気になってはいたものの、なんとなく避けていた。
ただあまりにも評判が良いのと、自分の周りの人たちからの勧めもあって
観に行った。
60分という短い時間に「もったいない」というネガティブな感情を持ってたが、逆に短い上映時間だからこそ、気軽に「今日観に行こう」と予定をスッと入れられた。
感想としては、、めちゃめちゃよかったです。
原作読んでなくても100%楽しめるし(むしろ原作を超忠実に映像化したものだし)、原作ファンは歓喜する完成度ではないかと思う。
藤本タツキは個人的に、セリフがなく絵だけで見せるシーンを描くのがめちゃくちゃ上手い人だと思っている。
表情やポーズ、背景などいろんな感情を含んだ画面作りがすごい。
そして、それを映画が完全に再現していた。というか、映像美と音楽で原作をさらに心揺さぶるものに昇華していた。
藤野と京本の出会いのシーンも、最後のあのシーンも自然と涙がこぼれる。
ぜひ映画館で体感してほしい、、、観に行こうか行くまいか迷ってた自分を引っ叩きたい気持ちになる。
アマプラかネトフリで配信されるだろうなとは思うけど、映画館で味わいたい感情だなと思う。
原作にはなかった、藤本タツキファンならニヤついてしまう演出が多かった。チェンソーマン レゼ編の匂わせもあった・・・!!
60分とは思えない圧倒的満足感。
上映時間=価値じゃあねんだと心底思い知らされた。
迷ってる人はぜひ観に行ってほしいと思う。
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