南東スラウェシ州の旅 8日目 半島を横切りボネ湾へ+足元湧出泉
今日は車でボネ湾に面したコラカの町へ移動する。
半島を横断する160キロの道のり。途中に温泉もある。
スラウェシ島はアルファベットのKの字に見えると言われていて、南東スラウェシ州は右足にあたる。
左足にあたるのがマカッサルのある南スラウェシ州。
Kの股にあたるのがボネ湾で、ブギス人の王国ボネ王国に由来する名前だ。
コラカはボネ湾に面した港町で、ここから毎日2便の船が対岸のバジョエに向けて出る。
交通の要所といえる。
今日も朝走った。5日前と同じ公園の周りを5周、10キロ。地元ランナーや交通整理の警察官と挨拶する。
まずは途中の温泉まで
クンダリからコラカまでバスもトラベルもなく、自分で車を手配しないといけない。
みんなマカッサルに行く時どうしているのだろうか。
グラブとマキシムが使える。ゴジェックは手配できませんと表示が出た。
なぜかバイクも選べるが、何かの間違いだろうし、160キロは辛いので、車にした。
70万ルピア(7000円)
町でマキシムの車をよく見るので、今回はマキシムにしてみた。
ところが、運転手は遠いから行きたくないといい出し、友達でも良いか?と言ってきた。
仕方ないので同じ値段で車のエアコンがちゃんと効くならOKにした。
しばらくして友達の車がやってきた。
むしろ友達の方がちゃんとしてそうだったので、途中の温泉に寄ってもらうオプションを追加し、出発した。
オプション料は、道が整っていれば5万ルピアで、道が荒れていたら10万ルピア
運転手はあそこは道が悪いと渋ったのでこうなった。
ちなみに道はとんでもなく悪く、わたしは10万ルピアに加え昼飯をごちそうした。
運転手は中部ジャワ州出身。なんでクンダリに来たの?と聞いたら、奥さんがクンダリの人なんだとか。じゃあカロキ族?と聞くとブギス人だった。
ソナイ温泉
クンダリから90キロ、車で2時間強のところにある。
ソナイ村にあるからソナイ温泉と言う。
温泉は道を少し奥に入ったところにある門を越え、さらに100メートルほど奥に行くとある。
3つの広い浴槽が並んでいて、いずれも足元湧出泉だ。
なぜ分けたのかは分からない。温度がわずかに違うからかもしれない。
写真手前が1番熱く、40度ないくらい。
左奥が1番ぬるいが39度近くある。
0.5度刻みくらいの温度差
お湯は驚くほど新鮮で、無味無臭の単純泉と思われる。
ただ、入っていると肌がヌルヌルする感じがしたので、アルカリ温泉かもしれない。
メタケイ酸も入っているかも。
なんだか嬉しい気分がする温泉だ。
ランチ休憩
15時になって、遅いランチを食べた。
わたしが、南スラウェシ名物のソプ•ソウダラを食べたことを知った運転手が、馴染の店を紹介してくれた。
スープの味が最高らしい。
場所は忘れた。東コラカに入ってひらけた感じの場所だ。
ソプ•ソウダラとライスを注文し、わたしはアイスティーも追加した。
美味しかったけど、味の違いはよく分からなかった。
コラカの町
海に沿って広い一本道が3キロほど伸び、この道に沿って町が形成されている。
建物は二階建てまで、広い道に整然と並んでいるから、すっきりしていて感じの良い町だ。
夕食はナシゴレン
宿の近くには食堂がいくつかある。
唯一客が入っている店にした。
そこは、発泡スチロールに入った魚を選んで焼いてもらうこともできるが、普通にナシゴレン(焼飯)にした。
今日はこんなところだ。
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