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バンドン名物のデザート特集
前回に続き、これも積み残しといえば積み残しです。
ずっと書きためてきましたが、これ以上の収集は諦めることにしました。
構想から1年以上かけました。
なかなか食べる機会がないんです。
本当はもっといっぱいあり、いつか甘いもの好きな誰かがコンプリートしてくれることを期待しています。
1.Kue Ape(クエアペ)
クレープ状に伸ばしたものを焼いて食べるお菓子で、端っこはパリパリ、真ん中はしっとりしているお菓子で、美味しいです。
日本になぜ無かったのか不思議な気がするくらい、違和感のないお菓子です。
黄緑色をしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1731237502-0jXalFwbEoWy5qxMAuGRztVh.jpg?width=1200)
また真ん中に溶液が集まるため生地に薄い部分と厚い部分ができ、食感が変わる
モールの中によくあるので、注意して見ていると見つかります。
2.Pisang Bolen(ピサンボレン)
ジャカルタの観光客が大量に買って帰る有名なバンドン菓子です。
![](https://assets.st-note.com/img/1734525502-8CmQ3LHZKzk9jv6pY72tRBVS.jpg?width=1200)
バナナが入ったパンで、クロワッサンやパイ生地のような何層にも生地が折り重なっているので食感が最高です。
そしてかなりお腹いっぱいになります。
ピサンボレンといえばKartika Sariというくらい有名なバンドンのお菓子会社があり、週末になると観光バスが押し寄せます。
他に有名なのはMaya Sariです。あまり有名ではないですが、Prima Rasaというチェーン店もあります。
3.Pisang Molen(ピサンモレン)
ピサンボレンと見た目そっくりなので、わたしはずっと言い方の違いで同じ食べ物なのだろうと思っていました。
実は明確に違う食べ物です。
材料はボレンもモレンも同じで、バナナと小麦と甘味料です。
モレンは油で揚げているところが違います。ボレンはパンなのでパン焼き機で焼いているのです。
なので、モレンを売っているのはゴレンガン(揚げ物)屋台、ボレンを売っているのは高級パン屋(あるいはお菓子屋)と決まっています。
4.Colenak(チョレナック)
これは食べたことがなく見たことがあるだけです。
![](https://assets.st-note.com/img/1731901056-xMHhBmqD8y3NrplfO1sPK4TE.jpg?width=1200)
5.Bandros(バンドロス)
ベルギーワッフルに似た食感で、表面はパリパリ中はしっとりです。
砂糖を振りかけ甘くして食べます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731237538-ThDXSUke2w0QYip7OMaIdfNu.jpg?width=1200)
こんな形です。
![](https://assets.st-note.com/img/1731327548-Vs8diQAG6FNSEDC1a7lrymRZ.jpg?width=1200)
まあまあいける味です。
味というより食感が好きかもしれない。
6.Brownies(ブラウニー)
ブラウニーはインドネシア料理ではないでしょうとよく言われるのですが、バンドンにあるアマンダという洋菓子屋のブラウニーがとても有名で、バンドン名物になっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1734525648-hcLNMyD7SUkFXj6VAOTPmRg3.jpg?width=1200)
焼く代わりに蒸していると言われ、しっとりかつどっしりした美味しさです。
わたし個人の好みを言わせてもらえば、ブラウニーはしっかり焼いて、表面のサクサク感と中のしっとり感のギャップを楽しませて貰いたい。
でも、この味はありです。
ジャカルタにも店を出していますので、食べたことがある日本人は多いと思います。
7.Bolu Susu Lembang(ボル・スス・レンバン)
バンドンというよりは北側の山を登ったレンバンという観光地のお菓子です。
ジャカルタからたくさんの人が週末にやってくるので週末は激混みする場所で、わたしは平日にしか行きません。
レンバンは標高800mのバンドンからさらに400メートル登るので、朝晩は寒いくらいの涼しさで、森林浴も楽しめるためジャカルタから休みの日に来る気持ちはとてもわかります。
レンバンは乳製品が有名のようで、このお菓子も乳製品です。susuとはインドネシア語で牛乳という意味。タルト生地にクリームがのっかったお菓子で、いかにもお土産という感じがします。
バンドン市内でも買うことができ、バンドン駅にも直営店があります。
なので、お土産で買ってきても希少価値がなく、定番すぎてあまり喜ばれません。
美味しいと言いながら食べてはくれます。
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8.Serabi(スラビ)
地域によっては、1番最初に書いたクエアピのことをスラビと言います。中部ジャワとか。
バンドンのスラビはパンケーキ状の食べ物で、ココナッツミルクにビシャビシャに浸して食べます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731327640-jVkoEOZiwbra5LWTsNqGhXQ9.jpg?width=1200)
9.Dodor(ドドール)
バンドンというよりは、バンドンから40キロくらい東にいったGarut(ガルッ)の名物料理です。同じスンダの菓子ということで入れてしまいました。
チャンキー、ねちゃねちゃした食感のお菓子です。
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噛むと歯の詰め物が一緒に取れそうになる感じの食べ物です。
チパナス温泉郷にいったとき、土産にドドールを買って帰ったところ、寮のスタッフたちはとても喜びました。
わたしは袋の包みに「製造場所バンドン」と小さく書いてあるのに気づいていましたが、スタッフたちは全く気にしてません。
思い込みというのは怖いものです。
わたしは何種類か食べましたが、もち系のものと、ピーナツキャラメル系のものがありました。後者は歯の詰め物が取れてしまいがちなやつです。
餅好きのスンダ人が好むお菓子で、わたしも好きなお菓子です。
たまに人工着色料でカラフルに仕立てたバージョンもありますが、味は素朴でお子様にも安心してお召し上がりいただけます。
その他まとめて
インドネシアの伝統的なお菓子で、バンドンだけか分からないものをご紹介します。
と言っても写真だけです。
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こんなに時間がかかって、かつ未完になるとは書き始めのときには想像していませんでした。
なかなか食べる機会がないです。
おわり