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新幹線で靴を脱ぐあなたへ

新幹線は長距離移動が多いせいか

同じ電車であっても靴を脱ぐ方がお見えになります。

ま、私も脱ぐ派です。

長時間靴を履いていると足が疲れたり

蒸れてきたりするから靴を脱いで楽になりたいな〜と思うのですが、

これって日本人だけなのでしょうか?


古くは高床式倉庫のあった弥生時代から、外の中の区別があったようです。

平安時代の寝殿造はそれぞれの絵巻で靴的なものは脱いでいますから、平安時代には日常の文化として定着していたようです。

世界的にみても、日本は少々特別で、お隣の韓国では靴を脱ぐ所も多いようですし、中国では地域によっては靴を履いたままの所もあるようです。


なるほど、日本文化の一つとして靴を脱ぐことが私たちのDNAに刻まれているとすれば、欧米の方々は靴を脱がないことから新幹線においても靴を履いたままなのかもしれません。(少しずつ文化が変わってきて欧米でも脱ぐ地域も増えてきています。今回、コロナの件で、さらにその傾向に拍車がかかってもいるようです。)


さて、今回は靴を脱ぐことがどうこうではなくて、

私がお伝えしたいのは、

靴を脱いだ足をどこに置くのか?

ということです。


普通であれば大人しく脱いだら床に置くか、靴の上に置くのでしょうが、

いやいやどうして。。。


前の座席の背もたれの上に足を上げてクロスする御仁や

座席をひっくり返して前の席の座席をオットマン替わりに足を投げ出す御仁

などなど


それはそれは大層長い足の置き場所に困るのでしょうか

やたら投げ出してくる御仁がお見えになります。。。


さらに、最臭兵器の武装をしている場合もあり、

車内環境が一気に変わることも。。。(マスクよ。ありがとう。。。)


そして、こういった御仁は100%男性しかお見えになりません。。。


と、ここまで書いてただの愚痴のようになってきましたが

これも相手の立場に立ったら絶対にするはずのない行為のように思うわけです。


相手に対して不快な感情を抱かせないようにするのは

決して悪いことではありません。

配慮ができる素晴らしい方だなと思います。

とはいえ、人によって受け止め方は様々ですから、

自分なりに思いつく範囲での配慮ができれば十分だと思うのです。

できないことなんて山ほどあって当たり前。

そして、できなければ非を認めて次から変えれば良いだけです。


至らないところがたくさんある方が

伸び代もいっぱいあるということですから

新幹線で足を上げていた方には

次に乗った時には

そうでない足捌きを期待したいと思いますw


そして、私も同じく気がつかないうちに

背もたれに足を上げているのと同じようなことをしていることがきっとあるはず。

そんな時には、遠慮なく言ってもらえるような人でありたいなと思うのです。


良かれと思ってやったことも

相手にとっては嫌なこともあるかもしれません。

ボタンのかけ違いなんてのも山ほどあるのが人の世の常で

太古の昔からかけ違い放題です。

だから、多少ボタンがかけ違っていても

誤差として放っておくか

気になるようであればかけ直せば良いだけだなと思うのです。


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