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私が視た'21年10月アニメ新番組一覧

相変わらず地上波放送のTVアニメは年4回の改編(1月・4月・7月・10月)とせわしいものです。
そのため、1クールどころかそれにも満たない作品が多々あります。
怒涛のごとく始まりあっという間に終ってしまいますから、多くのアニメが瞬く間に忘却の彼方です。
そこで、備忘のために今期スタートのTVアニメの第1話で私が視たものを列挙します。
さらに、ただ挙げるだけではつまらないと思い、私の“独断と偏見”に満ちた★五つを満点とした採点と寸評を添えました。なお、評価は飽くまでも第1話のみを視たうえでのものです。

受信できるチャンネルは地上波放送のみです。
ネット配信の視聴は一切行っていません。
列挙の順番は私の視聴順となっています。

メガトン級ムサシ →★★★☆☆
うーん…… 一所懸命に良いものを作ろうという意気込みは伝わってくるのだが、この漂う微妙感はなんだろう? シリーズ構成・脚本が日野晃博なので殆ど期待していなかったのだが、思っていたより破綻が無く、30分間ちゃんと視られた。しばらく様子見。

SELECTION PROJECT →★★★☆☆
自分がどちらかというと苦手なジャンルのアイドルもののアニメ。ありがちなきゃぴきゃぴしたところが無く、落ち着いた破綻の少ない作りで、30分全編視られた。メインキャラ役は知らない声優ばかりで驚く。本作終了後、いったい何人が声優界を生き残れるのだろうか?

ブルーピリオド →★★★☆☆
私は大の嫌煙家なので、このアニメでは些末な描写なのだろうが、喫煙シーンがシンドかった。特にラーメン屋の店員が厨房で喫煙していたのは論外。シリーズ構成・脚本が吉田玲子なのできっとソツのない良い仕事をするのだろう。興味深い題材なので期待したい。

異世界食堂2 →★★★★☆
第1期放映が4年ほど前なので、もう各キャラクターのエピソードをすっかり忘れていたため、作品世界になかなか入っていけず困った。相変らず丁寧で堅実な作りで好感が持てる。ラノベが原作なので急転直下で鬱展開にならないことを祈る。

舞妓さんちのまかないさん →★★★☆☆
10分という放映時間が程よく感じられて良かった。第1話を視た限りでは破綻は無いものの、原作を全く知らないので、まだ海の物とも山の物ともつかないといったところ。勿論、視聴継続。キャスティングがいい。

半妖の夜叉姫 →★★☆☆☆
視る側としては、前シリーズの難解な人間関係からくる消化不良を引きずってしまって、今ひとつ作品世界に入っていけなかった。主人公といえる3人はともかく、他のキャラが何を考えているのか、つまり、行動の動機が分らないのだ。キャスティングは文句無し。しばらくは様子見で視聴。

さんかく窓の外側は夜 →★★★☆☆
私は霊感が無いのか全く見えないのだが、劇中、“見える”ということがリアルに感じられ少々怖かった。まさに“怖いもの見たさ”で取り敢えず視聴継続。ちなみに原作は全く知らない。

テスラノート →★★★☆☆
セリフの応酬が少々くどいと思われたシーンがあったものの、30分間楽しめた。「タイバニ」の西田征史がシリーズ構成・脚本なので期待できるかも。根来牡丹役の小原好美の演技も楽しみ。

月とライカと吸血姫 →★★★☆☆
原作は全く知らないが、ラノベが原作のためか、今ひとつ作品世界との相性の悪さを感じた。それにしても今どき、イリナ役に林原めぐみというキャスティングには驚いた。原作者の意向だろうか? 作品に合せた今様の演技をしていることに驚嘆。さすがである。

やくならマグカップも 二番窯 →★★★☆☆
このアニメに2期があるとはちょっと意外。キャラのタッチと動かし方が1期より垢抜けたと感じたのは私だけだろうか? 破綻の無い堅実な…… というよりマイペースな作りで好感が持てる。もう少しハジけたところを欲するのは贅沢か。

吸血鬼すぐ死ぬ →★★☆☆☆
原作は全く知らないものの、マッドハウス制作、神志那弘志が監督ということで期待したのだが…… バタバタと騒々しいだけでつまらなかった。何が悪いのだろう?

海賊王女 →★★☆☆☆
期待していたのだが、それは裏切られた。脚本と演出どちらが、または両方が悪いのか、時折あるギャグもシリアスな面も中途半端な出来で惹かれるものがなかった。作画とキャスティングは良いので残念でならない。瀬戸麻沙美の演技に堪能できるのはいい。

境界戦機 →無し
「2199」で好発進した「宇宙戦艦ヤマト」のリメイクを駄作に貶めた戦犯のひとり、羽原信義が監督という時点で問題外。OPでこの男の名を目にした瞬間に視聴打切り。こんな無能な者が何故また監督に就けるのか、アニメ業界の闇を感じる。

takt op.Destiny  →★★★☆☆
陰鬱な作品なのかと思いきや、第1話を視た限りでは存外軽いノリでまずは一安心。ゲームが原作らしいので、どういう展開をえてどう結末をつけるのか注目したい。全体的に破綻は無かった。まずは様子見。

プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~ →★★☆☆☆
昨今、初回や最終回は本編の尺が足らなくなり、OPかED省くことが多いが、本作もED曲が無い変則的な構成だった。が、その本編には苺を食べるシーンなど、不必要と思われるシーンがあったのは残念。故にストーリー展開のテンポが悪く間延びが感じられた。

サクガン →★☆☆☆☆
セリフの多くて長いやりとり(応酬)が冗長に思えてならなかった。主人公父娘の決心をつけさせるために、友人リンダとその父親を殺した訳だが、作劇としてはサイテーで唾棄にあたいする。脚本が悪い。今期は視聴本数が多いこともあり、もう視る必要は無いと断じた。東地宏樹の好演が救い。

プラチナエンド →★★★★☆
原作は全く知らないのだが、あの大場つぐみと小畑健のコンビ作、さすがだ。面白かった! 無駄の無い濃密な展開で、作品世界に引き込まれ30分間目が離せなかった。

大正オトメ御伽話 →★★★☆☆
原作は全く知らないのだが、可もなく不可もなしといったところ。そのためか、カタルシスとまでは言わなくとも、作品世界に強く引き込まれるものがなかった。視聴継続にするか迷う鶏肋アニメ。厳密にとは言わないが大正時代の描写に破綻が生じないことを祈る。

最果てのパラディン →★★★☆☆
このアニメも原作は全く知らない。ラノベ、しかも異世界転生ものは性に合わないのだが、惹かれるものが十分にあった。ただ、第1話を視た限りでは、本作においての転生の設定は蛇足に思えてならなかった。今後の展開が楽しみ。

ビルディバイド -#000000-(コードブラック) →★★☆☆☆
原作が「賭ケグルイ」の河本ほむらなので期待していたのだが…… 苦手な“カードバトルもの”なので視ていて少しも魅力を感じなかった。

闘神機ジーズフレーム →★★★☆☆
なるほど、これが噂の中国製アニメか。確かに我が国の物と比べて遜色が無い。もはやこれほどのレベルかと驚いた。破綻が無くなかなか面白い作品で、まずは様子見といったところ。OP&EDテロップは殆ど簡体字だったが、日本はどのように関わっているのだろうか?

EDENS ZERO →★★★☆☆
再放送だが初見なので視聴リストに入れた。このアニメも原作は全く知らない。これは個人の好みの問題なのだろうが、今ひとつ作品世界に強く惹かれるものを感じなかった。ただ堅実で破綻の無い作りで好感が持てた。キャスティングも良いので、しばらく様子見としたい。

ノイタミナ 王様ランキング →★★★☆☆
原作を全く知らないので、いったいどのようなアニメなのかと楽しみだったのだが、面白かった! 今後の展開が楽しみ。ただ、王子が耳も聞こえず喋れないないので周囲から無能と思われているという設定が、聾唖者への差別と解釈されないか心配。

上記の作品のうち、いったい何作が最終回まで視聴を継続しているでしょう……
実は、この日記をUPした今日の時点で、既に視聴を打ち切った作品があります。
皆さんはいかがでしょうか?

〈おわり〉