「0秒で動け」伊藤羊一 感想
「そんなの絶対無理じゃない?SF?」って机の上に置いてあるこの本を見て妻はいいました。なるほど、インパクトがあるタイトルなんだなと感じました(笑)その後、帯を見て妻は「ああ、そう言った話ね」と勘違いを納得して去って行きましたが。
動けるようになるためには、「行動しよう」というMind、どうやって行動し、人を巻き込むかのSkill、そしてActionになるといっています。行動すれば経験になり、マインドもスキルも鍛えられるという相乗効果があるようです。私が印象に残った3点を紹介します。
①「直感を大事にする」 チャスの名人が「5秒で考えた打ち手」と「30分で考えた打ち手」のうち、86%は同じ打ち手であるという統計があるようです。ファーストチェス理論っていうらしいんですが。直感を大事にして早く動き出す。ただし、なんとなくではなく、仮説を立て、結果と根拠のピラミッドを考えることをする。ただ、ファーストチェス理論もこの本の理論も「経験と訓練」が前提ですね。どっちも失敗を恐れず、動けってことですね。
②情報は一定程度集めたらあとはいくら集めても同じ これは私自身よく陥りがちな点だなと感じました。そもそもしっかり調べて何にでも答えられるようにしてだすことがカッコいいと思っている節があるのでこうなりがちですね。自分で思いつく限りはしたらいいかと思いますが、受け取る方が求めていることまで完全にはわかりませんし、試行しながらやっていくのでもいいのかと感じました。
③フィードバックのタイミング 今、新しいことにチャレンジしています。フィードバックは大切ですが、自信がない時のフィードバックは辛い。ので、はじめはフィードバックを受けない、慣れてきたらポジティブなフィードバックを受ける、出来てきたらネガティブなフィードバックも受ける。この考えは新しいチャレンジを阻害せず、自分のモチベーションも保ち、客観性が失われそうなころに客観性を入れ、改善出来そうです。自分の経験からも、これからのMindとしても良さそうだと考えました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。最近「失敗」に関する本を読むことが多く、リンクしていて面白いです。そして、「自己分析」「自分の軸」のような話に最後なるんですよね。自分がどうしたいのか、なりたいのかが「迷わず行動して成功する」ためには必要なのかもしれません。
追伸 ジムが閉鎖されたので早朝ランニングにしました。記録と目標があれば続くもんですね。