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【読書感想文】たった一つを変えるだけ

「わからないところを先生に聞くようにいっているんですけどね」

保護者懇談でよく聞くフレーズです。
しかし、こう言われた保護者の子供(生徒)から質問を受けたことがありません。
今まで「結局そこまでのやる気はないんだろうな」と思っていましたが、「たった一つを変えるだけ」を読んでもう一つのことを考えるようになりました。

「なにを聞いたらいいかわからない」

本当にこれだったのかもしれないと。
わからないことが恥ずかしい、馬鹿にされたり、あきれられたりすることが嫌だから聞けないのかと思っていましたが、質問することができないのではないかと。

生徒と授業をしていても
「何がわからないかわからない」「何聞いていいかわからない」といわれることがありましたが、本当にそうだったのかもしれません。

学校では先生から問うことはあっても、生徒に問われることは少ない。
授業も先生の用意した課題に取り組むことがほとんどのため、自分で問いを持たないことが、「何がわからないかわからない」を生んでいるかもしれないと感じました。

これを日本の授業でやっている実践の本もあるようなのでそれも読んでみて、実践してみたいと思います。


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