well-beingな世界の実現を目指して(後編)〜無限の可能性を信じて、試行錯誤し続ける〜
ポジティブ心理学をベースとした「強み」の講座で、(株)B-nO Consulting(以下B-nOと略します)代表の漆間さんから教えてもらった言葉です。
この言葉は、B-nOが目指している“well-being経営の実現“においても、今の時代においても、とても大切な考え方だと思っています。
ということで今回は、前回に引き続き「well-beingな世界の実現を目指して」と題し、B-nOでの活動を振り返りながら、気づいたこと感じたことなどを綴ってみたいと思います。
■想いを実現するために、何ができるのだろう?
組織開発事業の一環として研修・セミナーをする。その先の目的としては、前例にとらわれない経営・働き方の実現を支援をする。そのこと自体を応援するために、私に何ができるのだろう?!
もちろん、理論に則って、戦略的に考えていけば道筋はあるのだろうけれど、「これが正しい」という答えは、今のところどこを探しても見当たりません。
それでは何から始めてみよう?!
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まず始めに、今まで B-nOでやってきたことを洗い出してみました。
◎定例会議におけるファシリテーターと、チームビルディング
◎研修・セミナーの応援(企画・開発・お客様づくり・実施)
◎B-nOの活動を、メルマガやnoteなどのSNSを使って発信する
別の視点で考えてみると…
◎ (どうしたいの?本当は、どうありたいの?)
→ありたい姿・想いなどをメンバー引き出す
◎ (では、どうする?何からする?)
→方策を考え、形にして実行する
◎ (振り返り・アウトプット)
→振り返り、まとめて発信する
シンプルに、このサイクルを回していくことだと気がつきました。
すると、グラレコーチング®︎の技術を使って想いを引き出しながら、前職のケーブルテレビ時代に培った「想いを形(構成して、再編集して)にして発信すること」と同じということが、だんだん分かっていきました。
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漆間さん曰く、B-nOは、まだまだ“よちよち歩きのひよっこ“。
「B-nO Consultingって、こういう会社だよね」
お客様にどんな風に想ってもらいたいのか?ここを考えながら、会社と、お客様との“つながりを作る“。
それは、会社にとって必要なことだけれど、 実はB-nOのメンバー(関係者)にとっては、ちょっと不得意なことでした。
けれど、私(自分)は好きで、しかもちょっと得意。何よりも、やってみたい!と思うこと。
時間がかかることだとは思いますが、試行錯誤して続けていくことで、お客様(相手)に喜んでもらえること。
そして、風の噂が様々なところへ自然と流れていったら、全く関係ない人(無関係者)まで届く。
まさに達藏師匠から教わった夢実現応援対話技法®︎の一つ“魂が悦ぶ®︎4つの輪“(※)が重なったポイントが目の前に出現しました。
(参考:藤由達藏 著『やる気の出し方』河出書房新社P146〜147 「魂が悦ぶ®︎4つの輪 」※「自分が悦ぶ」「相手が悦ぶ」「関係者が悦ぶ」「無関係者が悦ぶ」4つの輪が重なるところが魂が悦ぶ®︎という領域。すべてがかみ合い、物事がうまくポイント)
■ 「人には無限の可能性がある」
後日、漆間さんに考えたことを伝えると、想像以上に喜んでくれました。
あとで知ったのですが、漆間さんは人に仕事をお願いする際には、明確な役割と指示を出す方なのだそうですが、私に関しては敢えて明確に役割をつくらず、
「“これがやりたい。やってみたいと思うこと“を、自分で見つけて、やって欲しい」
そんな想いを抱かれていたようです。
「(私との)関係性への配慮は考えているけれど、ある意味とても自由。しかしながら、要求していることは実は凄く難しいことで、下手したら空中分解してしまうこともあるのではないかと思うほど。
けれども、それだけイノベーティブで、チャレンジングなことでもある。そんなことを、お願いしたいと思っている。」
モニターとして漆間さんと2人で受けているシステムコーチング(2人以上のメンバーで構成されたチームや組織に対してアプローチするコーチング)の場で、想いを聴かされた時の言葉です。
照れ臭さを感じたと同時に、あることに気付かされました。
それは、“自分が思っている以上に、人から信頼・応援されることのパワフルさ。“
以前、作家でコーチングの師匠でもある藤由達藏さんから「夢実現応援コーチ®︎は、お客様以上にお客様自身のことを信じて、応援の気持ちで寄り添うことが大切」そう教わりました。
このことは、夢実現応援コーチ®︎としてのあり方における核心部分でもあり、私もお客様と接する時にスキル・ノウハウ以上に大切に感じ、心掛けていること。
まさに「人には無限の可能性がある」という想いそのものではないかと思っています。
そして、漆間さんに言われたことも同じだと感じて、その温かい想いをしっかりと受け取らせてもらいました。
■ 創造的自己を育む
アドラー心理学の理論の一つに「創造的自己」というものがあります。
これは「誰もが、自分の人生の主人公だ」とする仮説で、主体性や自己決定(自分の行動は自分で決めること)と深く関係していると言われています。
慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長で、教授、「幸福学」でも有名な前野隆司さんによると「実際に、自己決定度の高い人や、主体的な行動が多い人に不幸な人は、ほとんどいない」という結果が出ているようです。
(参考:平本あきお 前野隆司 著『アドラー心理学×幸福学でつかむ!幸せに生きる方法』ワニ・ブックスより)
また、メンタルコーチで、米国アドラー大学院修士の平本あきおさんの解説によると、「創造的自己」は、主体的に取り組めるかどうかが大切で、その大きさにはあまり関係がないそうです。
今回、B-nOで起きた一連の流れを振り返ってみても、私は“会社とお客様のつながりを作る仕事をやってみたい“と伝えただけで、まだ成果も結果も何も出していない状況。
しかもこの仕事、一般的にはブランディング、マーケティングというところに相当するのかもしれませんが、私にはその実績はありません。
ただ、近い仕事をしていたこともあり、何よりも、今のB-nO Consultingに必要なことで、やってみたい!という気持ちを伝えただけ。
それでも、これだ!というものを自ら見つけて、「まず、やってみよう」と漆間さんへ宣言できたことで、自分の頭の中だけで描いていた個人的現実を相手に伝え、社会的現実へと変化させていくことができたのだと思います。
冒頭に記載した言葉です。
大きな夢や目標を達成することは、小さな目標を達成して積み重ねていくことが何よりも大事。
たとえ、どんなに小さなことでも良い。誰もが自ら考え、「まず、やってみよう」と、行動し続けていけるような、well-beingな世界の実現を目指して!私の新しい挑戦は、まだ始まったばかりです。
「あれ?行動してみたけれど、ちょっと違うのかも?」そう思う日も遠からずやってくるでしょう(笑)
それでも、その都度少しずつ軌道修正しながら、楽しく、あそび心を忘れずに、試行錯誤し続けていきたいと思います。
大好きで、大切な仲間と共に…
(ART-MAI さんにB-nOメンバーの撮影をして頂きました^_^)
今回は「well-beingな世界の実現を目指し、試行錯誤し続ける」と題し、B-nO Consultingでの活動を振り返りながら、気づいたこと感じたことなどを前・後編の2回に渡って綴りました。
追記:ちなみに達藏師匠に「ブランディングって、もっと分かりやすい類語は、ないのでしょうか?」と尋ねたら「噂づくり」と返答いただきました。
「B-nO Consultingって、こういう会社だよね」という噂をつくる。ナルホド!!
というわけで、夢実現応援グラレコーチ®︎として。そして、“噂づくり応援家®︎“としても、挑戦し続けていきたいと思います(笑)
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
読んでくださった皆さまの夢の実現を心より応援しております!
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