”もったいない”を無くして丁寧に暮らす
こんにちは、まどろみです。
日々丁寧な暮らしについて考えています。
今日は、私が日々暮らしていてそういえば「もったいない」と思うことが減って気持ちが楽になったなと気づいたところから、色々考えたことをまとめてみました。
ちなみにこのもったいないは、他人の行動を見て思うもったいないではなく、自分の行動によるもったいないについて書いています。他人の行動を見て思うものは、だいたいが価値観の違いによるものが多いです。これは自分がどうこうすることはすぐにできないので、今回は割愛します。
■もったいないについて考える
私の暮らしの話をベースに考えているので、共感できなかったらすみません(笑)
①どんなときに現れる?
もったいなかったな~と思うことって多々ありますよね。
私のもったいないBEST3をご紹介させてください。
1位:食品ロス
堂々1位は食材を使い切れず食品ロスをしてしまったときです。冷蔵庫の奥から干からびた野菜が出て来たりとか、牛乳をあと100ml残して傷ませてしまったときとか。
最近こそなくなりましたが、食品をロスを見つけたときのなんとも言えないやってしまった感。だいたい大量買いして最後まで使い切れないパターンです。大根が1本だと100円なのに1/2だと80円とかなのなんなんですかね。何で50円じゃないの?半分に切る手数料が上乗せされてる??そう思いながらg単価が安い1本を買って腐らせたりするわけです。それって結局1/2買ったときと同じくらいのg単価になるんじゃないの?と気づいて、お金も大根ももったいない~と崩れ落ちます。
2位:月額サブスク
以前アマプラを契約していたとき、たくさん観るぞ~と意気込んでいたのに結局月に1作品しか映画を観なかったときは、すごくもったいない気がしました。
アマプラは月額600円(2024年10月現在)。1作品でも観れば映画館で観るよりはお得なのですが、店舗でレンタルすれば旧作100円くらいなのでガソリン代とか差っ引いても、損…してる??心がザワザワみたいな。元が取れているような取れていないような、微妙な気持ち。無駄な契約ではなかったけれど、予定していたより観れなかったときはちょっともったいなかったなという後悔の気持ちが心にわだかまりとなって心に残りました。
一方で月末にまだ1作品しか見てない…!と焦って何作品か急いで観たりすることも。これは本当に落ち着いて観られてなくて、内容もあんまり覚えてないし楽しむというよりも数をこなしているという感覚が強かったです。
3位:期限が切れた値引きクーポン
これ。本当によくある。期限切れに気づいたときのショックな気持ちときたらこの上ない。気づかなかったらそのままスルー出来たはずなのに、そういうのに限って気づいてしまってもったいな~と思ってしまう。今欲しい物が無くてもストック用に使えばよかった…行く時間は全然あったのに…と、色々後悔ポイントが浮かび上がってきて、とても損した気持ちになります。
②使い切るともったいないは無くなる?
これは完全に私事ですが、食べ切る、飲み切る、使い切るなどなど、~し切る瞬間がとっても気持ちいいと感じることが多いです。
食材をおいしくいただける期間内に調理して食べ切れたときや、計画的に消費して次の買物までに冷蔵庫がほぼ空っぽになったときは一人でドヤ顔してみたり(笑)洗剤など長期的に少しずつ使うものをを使い切る瞬間とか、本当に大好きです。
おそらく、無事消費できた!という達成感のようなものと、損をせずに全ての価値を享受出来た!という満足感がそこに存在しているのではないかと思います。~し切るということは、もったいないと感じにくくする際に重要なポイントのように思います。
③元が取れるともったいないは無くなる?
まあ、もったいないと思うことはないと思います。
でもそれ以上に消費がしんどいと思うことが多々。
食べ放題系の店に行って元を取ろうと食べると必要以上に食べてしまって体調を崩したり、アマプラなどのエンタメサブスク系は月末にとりあえずオススメに上がってきた作品を急いで観るなど、一時的に過剰な消費に勤しんでしまう傾向がありました。こうなると意外と満足出来てなくて、もっとゆっくり味わえばよかったと後悔することも多々。
こういう使えば使うほどお得と感じさせる系のものは、自分の消費のペース狂わせてくるので、自分には合っていないと思いました。
④忘れていた物の期限切れはもったいない?
これ、自分でもわかっているんですけど。思い出さなかったらもったいないって思わないんですよね。機会損失したことにそもそも気づいてないから。
お店に行く機会があったのに使わなかったのは確かにもったいなかったな~と思うんですが、行かなかったのであれば今の自分には不要な物だったわけで。どうせ買いに行っても不要な物を買ってしまうんであれば、金銭的にはむしろ使わない方がよかったんですよね。確かに安く買える機会自体は損失してしまったかもしれませんが、本来買う予定でなかったものを安く買える機会を損失しても金銭的には”損”しているわけではないんですよね。元々買う必要はなかったわけですから。
クーポンって基本的には客寄せのために配布しています。もちろん上手く使うことができればお得なのですが、「使わないと損してる!」と他人に無理矢理思わされてるだけなので、必要なければスルーでいいのです。
あと今は要らなくても、その先どうせいるものをストックとして買えばいいと思うかもしれませんが、その貯蓄したもの、ちゃんと覚えていられますか?クーポンは忘れたのに、先のために買った物、覚えていられますか?買い物行った先でまた同じ物を買って、家に帰ったらダブってた、みたいなことになりませんか?このクーポン別の商品を買うのに使えばよかった、とかなりませんか?
管理できる場合はいいですが、私はどうも覚えていられないので、クーポンはすぐ使うか、期限切れに気づいても「その時は特に欲しい物がなかったしな」と考えるようになって、もったいないと思わないようになりました。
⑤もったいないの気持ちを大切にする
私達が「もったいない」と思うときはきっと損したくない!という気持ちが前面に出てしまっていると同時に、その消費活動を大切にしたいと考えている瞬間なのではないか?と考えています。ですが、結果として想定していた全てを消費し切れなかったり、満足する消費の仕方でなかったりして、後悔することが多いのではないでしょうか。
自分が楽しみたかったものを自分のペースで消費して、最大限に価値を享受する。
これを実行できれば、自分の暮らしから「もったいない」が減っていくと思います。
■自分の消費ペースについて考える
色々書いてきて思うのは、消費するって気にすること多くて疲れるなと言うことです。こうしてnoteを綴っている自分が言うのも何なんですが。
故に消費方法を誤ると、楽しもうと思っているのに自分のキャパを超えて用意すると無駄にしてしまったり、過剰に摂取して苦しかったり、後悔ばかりで充実した暮らしを送ることができないんじゃないかと私は睨んでいます。
となると、やはり自分にあった消費ペースと言うものが存在するのではないかと思いまして。特に「もったいない」と感じた消費行動は何かしら改善の余地があるのではないかと。
前章で私がもったいないと感じるポイントを精査した結果、以下の2点を意識しながら選択していけば、「もったいない」が減り、満足のいく消費活動をすることができるのではないかと思います。
考えれば考えるほど、これだけです。
例えば、何かを頑張ったご褒美にお気に入りの店のケーキを買ってきたとします。
皆様の日常でも考えてみてください。
私の場合、食品ロスを出していたときは、単純に買い過ぎだったんですね。あと仕事の都合で自炊の時間が取れる日と取れない日があったので、g単価が多少割高でも調理できる量の食材だけ買って、時間がない日はすぐ食べれるお惣菜や冷食にシフトした方がお金も食材も無駄は少なかったです。
映画を観るときも、アマプラを契約するかどうかの選択ではなく、映画を観る時間がどれくらい取れるか・何作品観たいものがあるかを考え、アマプラを選ぶか店舗でレンタルをするかの選択に持って行った方が損はしないと思います。ちなみに私はレンタルしに行く手間と時間を考えたら、1作品でも600円で元は取れているなと最近思うようになりました。
あ!あと期限切れクーポンは、損してない!それだけです。
■最後に
消費が追い付かないことから来る後悔って、あらゆるコンテンツや物が手軽に手に入るこの現代ならではの悩みだと思いました。その中から自分の好きなものを取捨選択し、じっくり楽しむこと、これが私が考える丁寧な暮らしに必要な要素だと強く感じます。
せっかくお金や時間を費やして楽しもうと思ったものを、蔑ろに消費してしまうことは本当にもったいないな、と思います。
楽しみたいものを十分に楽しみつくすために、自分のキャパシティと向き合うことがとても大切です。そうすれば満足度も上がって暮らしも豊かになるし、もったいないという後悔から遠ざかることができるのではないでしょうか。
もし今暮らしの中で自分がもったいないなと感じることがあったら、それは自分の消費ペースが上手く掴めていない可能性があります。
自分のペースで楽しめる分量に思いを馳せてから消費する物・方法を選ぶことで、無駄なく十分な楽しみを享受することができると思います!
ここまで読んでくださりありがとうございました。
皆様と一緒に丁寧な暮らしを目指していくお手伝いができれば幸いです!
2024.10.07. まどろみ