循環型山間村システムで豊かな地球環境を実現する協道隊「まどか折橋」

自然の生命と人が循環する山間村システムで豊かな地球環境を実現する協道隊「まどか折橋」は、茨城県の北部に位置する常陸太田市に旧里美村(現:里美地区)の折橋町で活動しています。人が温かく自然が豊かな美しい場所で、生命が豊かに生きられる、多様で持続可能な生活を探究して積み重ねています。

循環型山間村システムで豊かな地球環境を実現する協道隊「まどか折橋」

自然の生命と人が循環する山間村システムで豊かな地球環境を実現する協道隊「まどか折橋」は、茨城県の北部に位置する常陸太田市に旧里美村(現:里美地区)の折橋町で活動しています。人が温かく自然が豊かな美しい場所で、生命が豊かに生きられる、多様で持続可能な生活を探究して積み重ねています。

マガジン

  • 自然の生命と人が循環する中山間村システム『まどか折橋』

    自然の生命と人が循環する山間村システムで豊かな地球環境を実現する協道隊「まどか折橋」は、茨城県の北部に位置する常陸太田市に旧里美村(現:里美地区)の折橋町で活動しています。 ここは、自然環境も人も温かく豊かで美しい場所。 その里美の折橋の小さな一角で、循環する山間村システムを実現する協道隊『まどか折橋』は、人も人以外の生命も豊かに生きられる、多様性で持続可能な生活を探究して積み重ねています。 WEB:https://madoka-orihashi.com/​​ YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC9Aaa8x89g73R3YeDzH-a-w FB:https://www.facebook.com/MadokaOrihashi​

  • 自分たちで拠点の小屋を修繕する…杉木の伐採からスタート

最近の記事

【古民家 リノベーション & DIY ワークショップ】2022年2月26日開催 第2回目 土壁  竹小舞づくり

まどか折橋のフィールド内には、推定築80年程の在来工法で建てられた古民家があります。
この古民家をまどかの拠点とすべく、リノベーションを行っています。 リノベーションのワークショップでは、壁を作り、暖房を作り、土間や竈門などを作ります(ワークショップは毎月土曜全12回で実施予定)。
 リノベーションに使用する材料は、身近な里山から集めたものを人の手で製材・加工を施して使用します。
このワークショップでの体験は、身近な素材で作ることを前提にしており、ご自身での応用活用も可能な

    • 木から木材を造るー製材 そして 古民家リノベーション

      『まどか』では、環境循環を活かすため、自分たちの使うものは、身近な場所から素材を獲得して加工して生み出すスタイルをとっています。 <木材となる木を2月に新月伐採> <葉枯らし乾燥期間を経て搬出> 木は重たいので、動かすには機械が必要です。 (ゆくゆくは、馬の飛鳥を使えたら…などと構想しています) 製材する木をセットし、製材していきます。 <木の断面。表皮とは異なる柔らかな色味が心をくすぐります> 木を回転させながら、用途に合わせた形状に製材していきます。 今回は

      • 【まどか折橋】拠点リノベーションの土壁づくり〜準備編〜 職人さんとの打ち合わせ・素材の確認

        まどか折橋のフィールド内には、推定築80年程の在来工法で建てられた古民家があり、
この古民家をまどかの拠点とすべく、リノベーションを行っています。 壁は、板壁と土壁で仕上げる構想です。 現代では、土壁の造り方をご存知の職人さんも大変少なくなってしまいました。 そんな中、まどかの土壁造りは、日立のとある企業様のご協力により職人さんにご指導いただける事に… 1月15日、実際に建物を見ていただきながら、土壁造りに必要な準備や材料などの打ち合わせと確認を行いました。 土壁は「竹

        • 【古民家 リノベーション & DIY ワークショップ】2022年1月29日開催 第1回目 板壁づくり

          まどか折橋のフィールド内には、推定築80年程の在来工法で建てられた古民家があります。
この古民家をまどかの拠点とすべく、リノベーションを行っています。 リノベーションのワークショップでは、壁を作り、暖房を作り、土間や竈門などを作ります(ワークショップは毎月土曜全12回で実施予定)。
 リノベーションに使用する材料は、身近な里山から集めたものを人の手で製材・加工を施して使用します。
このワークショップでの体験は、身近な素材で作ることを前提にしており、ご自身での応用活用も可能

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        • 自然の生命と人が循環する中山間村システム『まどか折橋』
          15本
        • 自分たちで拠点の小屋を修繕する…杉木の伐採からスタート
          3本

        記事

          竹燈籠づくり

          2021年11月20日(土曜日)まどか折橋では、2021年11月7日(日曜日)に収穫した竹で竹燈籠づくりを行いました。 収穫した竹の一部は、馬の飛鳥に駄載して運びました。 (竹収穫・駄載の模様はこちらから→https://note.com/madoka_orihashi/n/n55283eee03f2) 作業場の準備。 見本となる竹燈籠。 ライトアップすると表情が変わります。 まずは竹を適切な長さにカット。 今回は、100円均一のソーラー電球を使用するので、その電球

          馬の飛鳥、初めての駄載

          2021年11月7日日曜日。 この日は、11月20日土曜日に行う竹燈籠作りの竹を、常陸太田市折橋町内の元酒蔵をリノベーションした地域コミュニティ・ステーション“金波寒月”で収穫しました。 竹燈籠。竹にドリルで穴を開けて内部に光源を灯すことで灯りを楽しみます。 まどか拠点で段取りを打ち合わせて… 飛鳥とともにいざ、出発!です。 飛鳥はまだまだ公道や車に慣れていないので、まどかの仲間たちが周囲を警護しながら金波寒月へ向かいます。 道中、車に驚いたり、道ゆく人に見ていただ

          水の循環を作る

          まどかには、山からの水が流れてくる仕組みがあります。 山からの水は、池に流れ込みます。 これまでは、池に入った水は、そのまま用水路に排水されていました。 その水路を変えて、水の循環を作って、生物の多様性を生み出す計画です。 山 ↓ 池(わさび と ヤマメ) ↓ 鶏の飲料水 ↓ 溜池(蓮 ? 魚? カワニナ?) ↓ 田んぼ(稲 と カワニナ) 山からの水は綺麗で冷たすぎ、生息できる生物は限られています。 それを、生き物たちを経由して、溜池で水を温めたりすることで、生物多様

          7月24日 茨城大学の学生さんがまどか折橋拠点づくりに参加してくださいました

          循環型村システムと人の循環を目指す、まどか折橋の拠点作りに、茨城大学の学生さん達が参加してくださいました。 まず最初は、山の水を引いている池から、水路を作り、鶏の飲水とした後、溜池に流し、最後は田んぼに流していくという水路作りを行いました。 男子学生さんたちが、力仕事をどんどん頑張ってくれました。 次は、ベンチの設置作業です。 水平を出したり、木が痛まないよう、足の部分は石を敷き詰めたり。 一口にベンチを設置するとは言っても、考えなければならない点が沢山あります。 ベ

          7月24日 茨城大学の学生さんがまどか折橋拠点づくりに参加してくださいました

          7月4日 大豆・小豆・野菜の種撒き & 拠点整備

          昨日、2021年7月4日日曜日はあいにく小雨のお天気でしたが、大豆・小豆・野菜の種撒きと拠点の整備を行うことができました。 大豆と小豆は畑へ直に撒いていきます。 在来種の小豆「娘きた」「娘きたか」と、在来種大豆「青御前」そして、先日「森の扉」さんから頂いた、大豆「茶鞍掛豆」「鞍掛豆」を植えました。 茶鞍掛豆。和菓子のお饅頭のようです。 卵ボーロのようにも見えてとても愛らしい見た目です。 鞍掛豆。海苔巻き豆とも呼ばれるそう。 等間隔に筋をつけ、種を撒き、足で土を掛けま

          拠点リノベーション 伐採した木を製材して家屋を修繕する

          まどか折橋の拠点は、自身のお住まいを自分で建てたという強力な助っ人の登場によって、着々と進んでいます。 北側の痛んだ間柱の取り替えには、一辺だけを製材した、ほぼ丸太の木材を利用しています。 材木は、林業に携わるメンバーが伐採し、製材したものを使用しています。 木の一辺を直線的に製材し利用します。 固めたコンクリの上に、土台となる木材が設置され、柱を建てるためのほぞ穴が準備されています。 まだ、皮のついた状態の木材。 ピーラーのように、道具で皮を剥いていきます。

          拠点リノベーション 伐採した木を製材して家屋を修繕する

          6月の拠点リノベーション

          6月19日土曜日、あいにくの雨でしたが、この日は拠点リノベーションの一環で馬小屋飼料置き場の床板張り替えのため、大引きの木材を取り除き、差し替える木材の皮剥きを行いました。 杉の皮の部分は、虫食いの原因になるので、ピーラーのような道具で剥いていきます。 雨ですけれど、賑やかに作業は進みます。 木材を必要な長さにカットします。 大引きを新しく取り付けていきます。 新たな大引きを設置していきます。 水平を確認。 休憩のひとときは、楽しい時間です。 茨城大学から、学

          まどか折橋の目指すところ

          先日2021年5月21日金曜日、修繕中の拠点にて、普段まどか折橋の活動にご協力いただいている地域の方を中心に、まどか折橋の目指すところの説明会&意見交換会を開催しました。 雨の中でしたが、集まっていただいて、お話を聞いていただいて、普段から活動に協力していただいている皆様には、本当に感謝しかありません… まどか折橋の「まどか」の由来は、「循環」を表す「円(読み:えん・まるい・まるさ・まどか)」から由来しています。 また、「円」は禅では、空、風、火、地を含んだ世界全体を表し

          ついに「まどか折橋」拠点の建物リノベーション開始です!

          まどか折橋の拠点としてリノベーションする建物は以前はこんな姿でした。 草ぼうぼうに囲まれて、中に何があるのかもわからない、古ぼけた建物でした。 まだ雪の降る2月から、建物の外壁を崩し、一度骨格だけのスケルトン状態にし、リノベーションを行うことにしました。 そして、外回りもご協力を得て、重機で綺麗に整地していただきました。 ここまで、順調に来ましたが、リノベーションをするにしても、建物の柱が痛んでおり、交換するところから始めなければいけないと言う難関が立ちはだかりまし

          ついに「まどか折橋」拠点の建物リノベーション開始です!

          耕作放棄の田んぼを再開墾

          まどか折橋は魔法使いやスーパーマン・スーパーウーマンが現れる場所です。 「〜がしたいんだけれど、どうしたらいいんでしょう?」とかお話すると、 「できるよっ!」って言って、あっという間に形になってしまいます。 私、まどか代表の山口が、常陸太田市折橋町にやってきたのは昨年6月末のこと。 もうすぐ1年が経ちます。 その時から、「なんでも自分たちで出来ちゃうんだ、すごい!」と、地元の方達を拝見していました。 私の夢の一つ、田んぼ。 日本人の食文化に欠かせない、主食のお米を育てる

          動物達と支え合う循環する暮らしがスタート!

          5月9日、まどか折橋では前回に引き続き、動物達との循環する暮らしのために迎え入れる馬の小屋や運動場所の準備を協力者の皆さんと進めました。 馬の囲いを竹で作っています。 こちらは馬房。馬のお部屋です。 倉庫として使われていた場所を改装しています。 そして、この日は鶏さんがやってきました! 鶏さんは、チキントラクターとして活躍してもらうためにお迎えしました。 鶏さんは、3種10羽という豪華さになってしまいました。 コッコさん。 烏骨鶏さん。 チャボさん。 チキント

          オトシブミたちの作る葉っぱのゆりかご

          山道を散歩していると、あちらこちらで葉っぱがくるくると巻かれていることに気づきました。 これは、「オトシブミ」という虫が、卵を産みつけた葉っぱをくるくる巻いて作ったもの。 最終的には、巻いた部分を切り、地面に落とします。 この落ちた姿が、わざと地面に落とした手紙「落とし文」のようだということで、この虫の名前となったのだそうです。 このオトシブミたちの作るゆりかごの形は、さまざまな種類があるのだそうです。 形状は、実はオトシブミに寄生する蜂の種類によって変わるのではないか