色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
多崎つくるは、高校時代に信頼を築き上げた大切な4人の友人から大学に入り突然、絶交を言い渡された。
突然の宣告に彼は深く傷付き、なぜ拒絶されたのかを確かめられないまま、年月だけが過ぎていく。
それでも、心の傷を隠して自分なりの人生を全うしてきたつくるだったが、36歳になったつくるは、ある女性と出会ったことで、固く閉ざした過去の蓋を開けることを決意したのだった_。
私、村上春樹さんの小説は、実は読んだことがなくて、、、
ただ、興味が惹かれたタイトルと“ハルキスト”と呼ばれる理由をも知りたくて、、
なんですかね、、予想外というか、期待以上というか、、、、なんか、こう、、心の奥の方をかき乱されるというか。
物語として読んでしまえば、解らない事が多くあったり、そういう意味での物足りなさがあるのかもしれないけど、言葉で説明出来ない、誰もが持ち合わせてる感情の奥深い部分を引き上げてもらってるような気持ちでした。
村上春樹。。その表現の魅力、もう少し知りたくなりました。
『どんな言語で説明するのもむずかしすぎるというものごとが、私たちの人生にあります』
『正しい言葉はなぜかいつも遅れてあとからやってくる』
だからこそ、伝えるために、汲み取るために、たくさん読んだり話したり、したいですね☺︎
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?